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松山ケンイチ、森田芳光監督へのオマージュ作品で主演!『の・ようなもの』のその後描く

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『の・ようなもの のようなもの』(仮題)に主演する松山ケンイチと故・森田芳光監督-松竹提供
『の・ようなもの のようなもの』(仮題)に主演する松山ケンイチと故・森田芳光監督-松竹提供

 俳優の松山ケンイチが、2011年12月に亡くなった森田芳光監督の映画『の・ようなもの』(1981年公開)のその後を描く新作『の・ようなもの のようなもの』(仮題)に主演することがわかった。森田監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』でも主演を務めた松山は、今回の抜てきに「とにかく真っすぐに役と向き合おうと思います」と意欲を見せている。

 『の・ようなもの』は、森田監督の劇場デビュー作でもある青春映画。ソープ嬢・エリザベスと惹(ひ)かれ合いながら、高校生の由美とも付き合う二ツ目の若手落語家、志ん魚(伊藤克信)を主人公に、東京の下町に生きる若者たちの姿を温かな視点で描く。

 新作『の・ようなもの のようなもの』(仮題)では、『の・ようなもの』のその後の物語が展開。現代の東京を舞台に、松山ふんする落語家一門に入門した若者・志ん田が、師匠の志ん米から、かつて一門に在籍していた志ん魚を探し出すように頼まれ、かつての門下生を訪ねる姿を描く。

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 森田監督を慕うスタッフとキャストが集結した企画となり、主演を務めることに松山は「とても不思議で同時に光栄にも思います」とコメント。志ん魚役の伊藤をはじめ、志ん米役の尾藤イサオ、志ん水役のでんでんら、前作キャストが集結しており「ほとんどの出演者が森田作品経験者なので、その中で仕事ができることもとても喜ばしく思っております。きをてらわず人間そのもののおかしさが出せたらなと思っています」と意気込みを語っている。

 監督は、『の・ようなもの』から多数の森田作品で助監督を務めた杉山泰一。この企画に最初は抵抗があったというが、三沢和子プロデューサーの「自分のやりたいものを自由に発想して」という言葉でメガホンを取ることを決意。主役については「松山君しかいない」と考えていたといい、「彼が引き受けてくれたことが、このプロジェクトの大きな要因になっています」と感謝を述べている。

 今月5日に栃木県日光市でクランクイン。月末にクランクアップを迎えた後、年内の完成を予定しており、今月21日に東京都港区で行われる落語会の撮影では、500名のエキストラを専用サイトで募集している。(編集部・入倉功一)

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