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『バットマン v スーパーマン』にも出演!ハリウッドで活躍する日本人女優TAOとは?

『バットマン v スーパーマン』にも出演!ハリウッドで活躍する日本人女優TAOとは?
『ウルヴァリン:SAMURAI』で女優デビューしたTAO

 映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)でヒュー・ジャックマンの恋人役として女優デビューし、瞬く間に世界で活躍する数少ない日本人俳優に仲間入りしたTAO。今後もバットマンとスーパーマンが初共演を果たす映画『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス(原題) / Batman v Superman: Dawn of Justice』やドラマ「ハンニバル」といった出演作が控え、トップモデルから女優へと生まれ変わろうとするTAOの胸に秘めた熱い思いに迫った。

■14歳でモデルデビュー

 千葉県出身、現在30歳のTAOが芸能界でのキャリアをスタートさせたのは14歳のとき。長身というコンプレックス克服のためにモデルの道を選択した。だが、日本よりも海外のデザイナーからのウケがよく、その時に芽生えたのが「わたしを評価してくれるのは日本じゃなくて海外なのかな」という思い。その足をごく自然に単身パリへと向かわせた。

 その後の活躍は目覚ましく、2006年からパリコレクションに参加。さらに、2009年に活動拠点をニューヨークに移すと、数々のトップブランドのランウェイを歩き、ラルフローレン、エンポリオアルマーニなどのワールドキャンペーン広告に抜てきされた。

■『ウルヴァリン:SAMURAI』で人生が一変

 そんな中で出会ったのが『ウルヴァリン:SAMURAI』。女優業に興味がなく、話が来たときは一度断ったというが、周囲から「ヒューの恋人役よ」とハッパを掛けられて心変わり。そこには「軽い気持ちと不純な動機」があったと打ち明ける。しかし、指導を受けることで次第に演技に魅了され、さらに実力までも開花し、役をつかみ取ることとなった。

 これを機に人生は一変。本作を観た『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督から「この子を使いたい」と直々に指名され、同作の続編として製作される『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス(原題)』への出演が決定。ジェシー・アイゼンバーグふんする悪役レックス・ルーサーのアシスタント、マーシーを演じる。

 さらに、『羊たちの沈黙』シリーズに登場した殺人鬼レクター博士の若き日を描いた話題の海外ドラマ「ハンニバル」シーズン3にもゲスト出演を果たしたTAO。そして、ここにもハリウッドからの寵愛(ちょうあい)を感じるエピソードが。撮影時期がかぶって映画にしか出られないはずが、「TAOはすごく良いから、そっちでも使ってほしい」と映画スタッフがドラマにも出られる手はずを整えてくれたとか。

■一発屋になりたくない

 次々と舞い込むチャンスはTAOを貪欲にさせる。当初、「モデルと女優をバランス良く」と思っていたそうだが、「モデルのお遊びでやっているように思われるのは嫌」とモデル業をセーブ。今は「一発屋になりたくない。女優は本当にやりたいこと。ここからが勝負」と自分を鼓舞し、「日本でもっと仕事がしたい」「観る人が感情移入しやすい、リアリティーのあるヒューマンドラマにも呼ばれたらうれしい」と目を輝かせる。

 一方で「自分の演技には一生納得できないと思う。大画面で観たくない」とネガティブな一面も見せるTAO。しかし、だからこそ進化し続けることができるはず。トップモデルから女優へと歩きだした彼女の先に続く新しいステージを見つめずにはいられない。(取材・文:鶴見菜美子)


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