特別功労賞を受賞した久石譲の伊映画祭コンサートに1,200人が熱狂!

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ウディネで惜しみない拍手と共に特別功労賞を贈られた久石譲 - 写真:中山治美

 宮崎駿監督作品などの映画音楽で知られる作曲家・久石譲が現地時間23日、イタリアで開幕した第17回ウディネ・ファーイースト映画祭でスペシャルコンサートを行った。ステージ上で映画祭から特別功労賞が贈られ、満席となった1,200人の観客からスタンディングオベーションを受けた。記念の盾と花束を受け取った久石は「もらえるものは、何でもありがたいです」と恐縮しながら喜びを語った。

【写真】久石譲の名曲が彩る映画『かぐや姫の物語』

 同映画祭にとっては、待望の久石のウディネ入りだった。欧州で貴重なアジアの娯楽映画を紹介する場として1999年にスタートした同映画祭では、『となりのトトロ』のぬいぐるみに名誉会員証が与えられているほどジブリアニメ好きが集まる。そして久石が音楽を手掛けた『おくりびと』(2008)は、第11回の観客賞受賞作だ。またイタリアで絶大な人気を誇る北野武監督作品の音楽も担当しているとあって、この日のチケットはあっという間に完売となった。

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 授賞式で映画祭最高責任者のサブリナ・バラチェッティは「わたしたちはセルジオ・レオーネやフェデリコ・フェリーニの映画を通して、エンニオ・モリコーネやニーノ・ロータという素晴らしい音楽を聴いて育ってきました。カリスマの曲はわたしたちの心をつかんで離しません。それらのマエストロと同じように、わたしたちは久石譲を尊敬し、賞を授与することを光栄に思います」と熱いメッセージを送りつつ、久石を観客に紹介した。

 そして隣国のスロベニアから60年の歴史を誇るRTVスロベ二ア・シンフォニー・オーケストラを招いて行われたコンサートは、圧巻のひと言。ステージでは宮崎アニメはもちろん、映画『水の旅人 -侍KIDS-』や久石が長年追求しているミニマル・ミュージックを用いて作曲したソロ・アルバム収録曲「MKWAJU1981ー2009」や「Links」も披露し、映画音楽とはまた違った久石の魅力を提示することとなった。

 終演後、久石は「今日はあんまり体調がよくなかったので、逆に最初から飛ばしてすごく一生懸命やったので、それで(体調も)復活しました。音楽に国境はないということを示すような日本と同じ盛り上がり方だったので、うれしかったです」と笑顔で語った。

 同映画祭には久石に続いてジャッキー・チェンも来場予定で、人口約10万人の町は大いに盛り上がりそうだ。(取材・文:中山治美)

第17回ウディネ・ファーイースト映画祭は5月3日までイタリアで開催

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