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婚活中に観たい!倍賞千恵子、岡田茉莉子、有馬稲子ら出演の「花嫁シリーズ」7作品を一挙上映

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『ふりむいた花嫁』より
『ふりむいた花嫁』より - (C)1961 松竹株式会社

 1950年代後半から1960年代初頭にかけて松竹が、倍賞千恵子岡田茉莉子有馬稲子ら人気女優を迎えて製作した「花嫁シリーズ」の特集上映が5月から7月にかけて実施される。

倍賞千恵子、有馬稲子の美しさにくぎづけ!「花嫁シリーズ」フォトギャラリー

 上映されるのは、有馬稲子主演2作品『抱かれた花嫁』(1957)、『空かける花嫁』(1959)、岡田茉莉子が名匠・野村芳太郎と組んだ『花嫁のおのろけ』(1958)、倍賞千恵子出演2作品『ふりむいた花嫁』(1961)、『のれんと花嫁』(1961)、鰐淵晴子&倍賞千恵子共演の2作品『はだしの花嫁』(1962)、『泣いて笑った花嫁』(1962)の計7作品。『花嫁のおのろけ』以外の6作品は全て、喜劇の名手・番匠義彰がメガホンを取っている。

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 シリーズ第1作となる『抱かれた花嫁』は、浅草の老舗すし屋を舞台に、戦争未亡人の女将(望月優子)と有馬稲子演じる勝気な長女が、養子、恋人、縁談をめぐって衝突するさまを軽快なタッチで描写。第2作『花嫁のおのろけ』は、弟の結婚に触発され婚活を始めた独身アラサー大学助教授(高橋貞二)と、船乗りと結婚してしまったいとこ、助教授に次々とお見合いを勧めるその妹との交流を描いたドタバタコメディー。いとこの美人姉妹を小林トシ子と岡田茉莉子が好演。雑誌社のカメラマン役でショートヘア&洗練されたファッションを身にまとう岡田が魅力的だ。

 また、本シリーズ最多出演となる倍賞千恵子のチャーミングな魅力が光る初期作も必見。『ふりむいた花嫁』ではどじょう屋の頑固親父(伴淳三郎)と張り合う娘役を、『のれんと花嫁』では老舗のカステラ屋の息子(津川雅彦)に恋する奥ゆかしいヒロインを演じている。また、『泣いて笑った花嫁』ではSKD(松竹歌劇団)の一員として、セクシーな衣装で歌い踊る姿も披露!

 深川、木場、蔵前など情緒あふれる下町の雰囲気と、粋な人間模様を堪能できる快作ぞろいのラインナップ。SNSや出会い系サイトでの「婚活」がメジャーとなっている現代と比較するのも一興だ。(編集部・石井百合子)

「松竹×下町×ラブコメディ 花嫁さんがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」(モーニングショー)は5月24日~27月11日までラピュタ阿佐ヶ谷にて連日10:30より1回上映

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