映画『ライチ☆光クラブ』配役決定！野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗らが魅せる青春残酷劇
独創的な世界観が人気の漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミックを映画化する『ライチ☆光クラブ』の配役が明らかになった。
本作は、黒い煙と油にまみれた蛍光町と廃工場の秘密基地「光クラブ」を舞台に、醜い大人に抗うため手に入れた「最強の力」と「永遠の美」によって、光クラブの少年たちの世界が狂い始めるさまを描く青春残酷劇。映画では同名コミックをベースに、物語の前日譚（たん）を描いた漫画「ぼくらの☆ひかりクラブ」内で登場する、光クラブの創設者でリーダーのタミヤ目線のエピソードも盛り込まれており、タミヤの心理的な葛藤が描かれる。
気になる配役は、タミヤ役に月9ドラマ「恋仲」に出演中の野村周平。絶対的なカリスマ性で光クラブを独裁的に支配する“帝王”で、最強の機械（ロボット）で醜い大人たちのいない世界を作ることを企てるゼラを古川雄輝、原作コミックファンから一番人気のキャラクターで、ゼラへ服従するあまり残酷で狂気じみた行動をとる謎めいた美少年・ジャイボを間宮祥太朗が演じる。
そのほか、ゼラに絶対的な忠誠を誓うニコ役に池田純矢、ジャイボと並ぶ美少年でオネエキャラの雷蔵役に松田凌、ゼラと一緒に最強の機械（ロボット）開発に尽力する秀才のデンタク役に戸塚純貴、光クラブの創設メンバーでタミヤと幼なじみのダフ役＆カネダ役に柾木玲弥と藤原季節、光クラブ唯一の癒やしキャラでいつも笑顔のヤコブ役に岡山天音が起用された。大人になることを拒んだ美しい14歳の少年たちが織り成す愛憎と裏切りの物語をダークな世界観で表現するのは、『先生を流産させる会』で脚光を浴びた新鋭・内藤瑛亮監督。
併せて、現地日程10月1日～10月10日の期間に韓国で開催される第20回釜山国際映画祭でワールドプレミアを迎えることも発表された。アジア最大級の映画祭といわれる同映画祭で、過去に『凶悪』『渇き。』などが招待された「ミッドナイト・パッション部門」で上映される。（編集部・吉田唯）
映画『ライチ☆光クラブ』は今冬、新宿バルト9ほか全国公開
