通り魔に妻を殺された男の悲痛な姿が公開…橋口亮輔7年ぶり長編最新作

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映画『恋人たち』で通り魔に妻を殺された主人公アツシ - (C)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

 『ぐるりのこと。』以来、橋口亮輔監督7年ぶりの新作となる長編映画『恋人たち』の予告編で、通り魔殺人で妻を亡くした男の過酷な日常の一部が公開された。

 本作の主人公は、退屈な日常を送る平凡な主婦・瞳子(成嶋瞳子)、親友に思いを寄せる完璧主義者でゲイの弁護士・四ノ宮(池田良)、そして3年前、通り魔に妻を殺された男・アツシ(篠原篤)の3人。予告編では、橋梁(きょうりょう)点検の仕事をしながら裁判のため奔走するアツシに焦点を当て、死よりも苦しい生を生きる男の悲痛な叫びを浮き彫りにする。

 生活が困窮し、健康保険料が15か月未納。生活がきつくてお金がないと訴えるアツシに、「じゃ、次のお約束をしていただけますか」と機械的に返す公務員。アツシは「3年前に奥さんが通り魔に殺されて、仕事できなくなったんですよ」と訴えるが……。「本当に犯人殺したいですよ。法律が許さなくても世間が非難しても、神様は許してくれると思うんすよ」と同僚に犯人への憎悪をぶちまける彼は、一体どこへ向かうのか?

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 愛する者を亡くした悲嘆に暮れる間もなく、アツシの前に容赦なく立ちはだかる現実。しかし、一方で彼の同僚はそんなアツシの思いを受け止め、辛抱強くたしなめる。そこには『渚のシンドバッド』『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』などで絶望と戦う男女の心の機微を赤裸々に描いてきた橋口監督の、優しくも力強いメッセージが感じられる。(編集部・石井百合子)

映画『恋人たち』は11月14日よりテアトル新宿ほか全国公開

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