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クマ役の松坂桃李、テッド有吉弘行に恐縮

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パディントンにメロメロの松坂桃李
パディントンにメロメロの松坂桃李

 俳優の松坂桃李が26日、都内で行われた映画『パディントン』アフレコ会見に出席。本作でクマの声を務める松坂は、「クマといえば有吉(弘行)さんじゃないかと思った」と素直な気持ちを打ち明け、会場を沸かせた。

松坂桃李、洋画の吹き替えに初挑戦フォトギャラリー

 映画史上最も紳士なクマ、主人公パディントンの声を務める松坂は、英国紳士風の衣装で登場。キャリア初となるクマ役のオファーを受けた時は不安もあったそうで、映画『テッド』シリーズの日本語吹き替え版で、テディベアのテッド役が見事にはまった有吉を引き合いに出して笑いを誘う松坂。

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 しかし、「とにかく可愛い」とパディントンにメロメロの松坂は、本役を任されたことを喜ぶ一方で、「ジャングルから出てきて、人間の世界で見るもの全てが初めてというパディントンの新鮮な気持ちを自分も持って挑もうと心掛けました」と役への思いを明かした。

 収録には苦労もあったよう。声のキーを上げて演じていたため喉に負担が掛かり、長時間の収録ができなかったそうで、松坂は「小まめに日をまたいでやったので、一気にできないのがもどかしい感じはありました」と吐露。パディントンの口の動きも複雑で、「よーく見るとしゃべっているというのが結構あって、アドリブのところも多くて苦労しました」と打ち明けた。

 本作は、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説の実写化。英国紳士のスピリットをハートに宿す若きクマのパディントンが、自分の家と新たな人生を探しに訪れた大都会ロンドンで繰り広げる笑いと冒険の感動ストーリー

 この日収録が行われたシーンの中には、パディントンがセロハンテープでがんじがらめになるシーンも。松坂は口元を押さえ、不自由さを表現するなどして熱演。そのほかのシーンでも松坂は表情豊かに演じ、パディントンになりきっていた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『パディントン』は2016年1月15日より全国公開

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