アパルトヘイト撲滅に尽力し殺害された女性の実話が映画化へ

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プロデューサーのタイラー・ペリー

 1993年、アメリカからフルブライト留学生として南アフリカに赴き、ボランティアとしてアパルトヘイト撲滅のための活動に参加していたエイミー・ビールさんが、4人の黒人たちに殺害された実話が映画化されることになったとDeadline.comなど多数メディアが報じた。

 ビールさんは、黒人たちを差別するアパルトヘイト政策への反対運動が過熱する南アフリカで、黒人たちの権利獲得のために尽力していたが、彼女が何者か知らない4人の黒人の若者たちにより、ただ白人という理由だけで殺害された。

 裁判のため南アフリカに赴いたビールさんの両親は、娘の遺志をついでアパルトヘイト撲滅の活動を続ける一方で、南ア真実和解委員会に加害者たちが提出した恩赦を求める嘆願書に承認を得るためのサポートもしている。その後、エイミー・ビール財団を設立、加害者のうち2人がその主要メンバーとして働いた。

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 『ザ・イヤー・オブ・ザ・グレート・ストーム(原題) / The Year of the Great Storm』というタイトルの本作は、『ゴーン・ガール』などに出演、『プレシャス』ではプロデューサーを務めたタイラー・ペリーらがプロデュース。監督は、イラクのクルディスタン出身、現在はスウェーデン在住のカールサン・カーデル監督。クルド人兄弟を描いた『ベッカス(原題) / Bekas』は世界各地の映画祭で絶賛された。

 本作のプロデューサーの一人で、脚本を手掛けるヨハンナ・ボールドウィンは、ビールさんが殺害されて約20年、この件について追いかけていたという。1996年に両親に出会い密にやり取りし続け、また加害者のうち2人にも会って、事件の背景を追ってきた。

 この事件については、南アフリカの作家シンディウェ・マゴナが、加害者の1人の母親からビールさんに宛てた手紙という設定で書いた「母から母へ」(原題は「Mother to Mother」)に詳しく書かれている。

 キャストや撮影時期など、詳細については未定。(鯨岡孝子)

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