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セクシー女優・西野翔、“国民の人妻”の自信につながったシンガポール映画出演

セクシー女優・西野翔、“国民の人妻”の自信につながったシンガポール映画出演
“国民の人妻”から“アジアの人妻”へ…西野翔

 セクシー女優の西野翔が出演したエリック・クー監督『部屋のなかで』が先ごろ開催された第11回大阪アジアン映画祭で日本初上映された。シンガポール・香港合作の同作は、韓国女優キム・コッピ、香港女優ジョシー・ホーらアジアの映画人が集結した国際的プロジェクト。西野は「ラブシーンよりも、シンガポールの映画界を牽引しているエリックさんの作品に出演することに緊張しました」と撮影を振り返った。

 同作は、かつて栄華を誇ったホテルの1室を舞台に、戦中から現代までの社会情勢を描きつつ、そこで繰り広げられた様々な愛をつづっていくもの。西野が演じたのは、夫の仕事でシンガポールに移住したであろう日本人妻。多忙な夫の目を盗んで地元の青年とアバンチュールを楽しんでいたが、いつしか本気に。その青年の面影を引きずりながら、見知らぬ男に身を委ねる日々を過ごす人妻を切なく、妖艶に演じている。

 西野は「ファンから“国民の人妻”というキャッチフレーズを頂いていて、普段から人妻役が多く、自分の何が人妻っぽいのかな? と常日頃探求しているんですけど。先日も、本作のキャンペーンで訪れた台湾で『日本の女性らしい雰囲気と、女性ならではの苦悩がよく出ている』とお褒めの言葉を頂いて。良かった! やっぱり私は“国民の人妻なんだ”と自信を持ちました(笑)」と語る。

 西野にとって海外映画出演は、『ジャン・ダラ・ザ・ビギニング(英題) / Jan Dara the Beginning』(2013、日本未公開)、『ジャン・ダラ:ザ・ファイナル(英題)/ Jan Dara: The Finale』(2013、日本未公開)、軍艦島で撮影した『H プロジェクト(原題)/ H Project』(2013、日本未公開)の3本のタイ映画に続いて4本目となる。現地のCMにも出演し、アジア圏で高い人気を誇る。

 しかし今回はオーディションで選ばれた。シンガポールから日本の映像製作会社に“露出可能な日本人女優を探してほしい”との問い合わせがあり西野の資料を送ったところ、スタッフの目に留まった。西野は「シンガポールと日本をSkypeで結び、劇中のワンシーンを演じました。するとエリックさんから『雰囲気が良いので君にお願いしたい』と言われて、シンガポールに呼んで頂きました」。

 シンガポール映画は日本ではなじみが薄いが、近年では新鋭アンソニー・チェン監督『イロイロ ぬくもりの記憶』(2013)がカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞したのを皮切りに、世界の映画祭で旋風を巻き起こした。同国の監督で初めてカンヌ国際映画祭に参加したクー監督もいまだ気を吐いており、劇画作家・辰巳ヨシヒロの半生を描いた『TATSUMI マンガに革命を起こした男』(2011)も記憶に新しい。

 撮影現場について西野は「私もいろんな撮影現場を体験しますが、今までで一番と言っていいくらい手際よく、効率よく撮影が進んで驚きました。若いインターンのスタッフがキビキビと働いているんです。結果、本作1本丸々をわずか10日間で撮影。私の出演シーンも3日ほどで終了しました」という。

 ただし西野の濡れ場を含め全体的にセクシャルなシーンが多く、シンガポール公開がなかなか決まらず。撮影から約2年経った2016年2月25日、R21指定(21歳未満鑑賞不可)でシンガポール公開された。公開に先駆け2015年11月30日に現地でプレミア上映が行われ西野も参加予定だったが、その4日前に交通事故に遭い膝蓋骨の粉砕骨折という重傷を負い渡航はかなわず。今回の大阪アジアン映画祭も車椅子での参加だった。

 そこまでして大阪まで来たのは、自分の海外出演作が初めて日本語字幕付きで上映されるからだ。西野は「こういう機会を作っていただけて本当に光栄です。何より、今まで私の作品をタイ語や英語字幕付きでも探して見てくれていたファンの方に、日本語字幕付きでようやく見てもらえるようになったのが嬉しくて」と喜びをにじませる。西野をはじめ、蒼井そら、波多野結衣など日本のセクシー女優のアジア進出は目覚ましいものがある。いずれ彼女たちの特集上映が映画祭などで組まれることも夢ではなさそうだ。(取材・文:中山治美)


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