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藤岡弘、愛車ネオサイクロン号に乗って登場! アクションの後遺症も明かす

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劇中の愛車・ネオサイクロン号に乗って登場した藤岡弘、
劇中の愛車・ネオサイクロン号に乗って登場した藤岡弘、

 俳優の藤岡弘、が3日、都内で行われた仮面ライダー誕生45周年記念&映画『仮面ライダー1号』大ヒット御礼イベントに西銘駿山本涼介と出席。イベント会場に劇中の愛車・ネオサイクロン号に乗って登場したほか、当時体を張って挑んだアクションの影響で「後遺症で体がダメージを受けています」とも明かした。

藤岡弘、愛車ネオサイクロン号に乗って登場! アクションの後遺症も明かす 画像ギャラリー

 同作は特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズ の45周年記念作。初代仮面ライダーで本郷猛を演じた藤岡が再び主演を務め、海外から急きょ帰国した本郷が宿敵ショッカーや新たなる敵・ノバショッカーたちと戦う姿を描く。

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 およそ50メートルほどの私道をネオサイクロン号に乗って登場した藤岡は、「またがってスイッチを入れて『ブォン』と音を聞くと体中のライダー魂に火が付いて戦闘モードになるというか、不思議なもので思いがよみがえりますね」と本作の撮影でネオサイクロン号に初めて乗った印象を嬉しそうに述懐。

 当時の「仮面ライダー」ではアクションもこなしており、「不安と恐怖を乗り越えるためにやたら自分の体をいじめていました。アクションやバイクに乗る前も腕立てを何十回やって、筋肉をオンにして神経を立てて恐怖心を少しでも和らげようという気持ちでやっていたな」と回顧した。

 現在はそんなアクションの怪我で後遺症があるといい、「当時命がけでやったおかげで満身創痍のごとくいろいろな所に後遺症がでてきています。スタントマン無しでCGもなかった時代でしたから、体を鍛えながらやり続けても捻挫、打ち身、裂傷、打撲、骨折、そういうものを背負っています。恥ずかしながら裸になるとサイボーグです」と語り、「でも、鍛えないともたない体になってしまいましたけど、それが自分の中では当たり前で宿命と思っているからこそ体を維持できている。そういう前向きな諦めない気持ちを『仮面ライダー』に学んだんですね」と前向きな思いを話した。
  
 1971年の4月3日は「仮面ライダー」の第1話放送された記念日で、45年前の自分へ送りたいメッセージを聞かれると「おい、俺はまだ戦い続けているぞ。45年、生きるために挑戦し続け戦い続けながら、人生を背負いながら今でも戦い続けているぞ。変わってないぞと言いたい」とコメント。イベントが終わると別れを惜しむようにネオサイクロン号に手を当て、愛車に一礼してから会場を後にした。(取材・文:中村好伸)

映画『仮面ライダー1号』は公開中

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