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スピルバーグ、『ジョーズ』のテーマ曲好きじゃなかった

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チャーラ、チャーラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ!!!! - 映画『JAWS/ジョーズ』より
チャーラ、チャーラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ!!!! - 映画『JAWS/ジョーズ』より - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 スティーヴン・スピルバーグ監督が、映画『JAWS/ジョーズ』のテーマ曲を初めて聴いたときのことをアメリカン・フィルム・インスティチュートによるジョン・ウィリアムズへの特別功労賞授与式で明かした。The Wrap が報じた。

【画像】奴が来る…!チャーラ、チャーラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ……

 『JAWS/ジョーズ』でサメが登場する際に流れるのは、チャーラ、チャーラ、チャラ、チャラ、チャラ、チャラ……というあまりにも有名な曲。ウィリアムズは「ドキドキさせるためのアイデアがある」と言ってテーマ曲を聴かせたが、スピルバーグ監督はこの曲をすぐに好きになったわけではないという。「最初に彼がこのテーマをピアノで弾いてくれたとき、冗談なのかと思った。彼は本気だったんだけどね」とウィリアムズの突飛なアイデアを振り返っていた。

 『未知との遭遇』『プライベート・ライアン』『A.I.』『ジュラシック・パーク』や『インディ・ジョーンズ』シリーズから新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日日本公開)まで40年以上にわたるコラボレーションで知られる二人。『JAWS/ジョーズ』(1975)は初期のコラボだったが、スピルバーグ監督が最初は「え……」と思いつつもウィリアムズのことを信頼していたからこそ、名作と名曲が誕生するに至ったのだろう。ウィリアムズはスピルバーグ監督作では『JAWS/ジョーズ』のほか、『シンドラーのリスト』『E.T.』でもアカデミー賞作曲賞を受賞している。(編集部・市川遥)

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