『スター・トレック』『スター・ウォーズ』は全然違う!JJが説明

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「全てのストーリーは語りつくされた」印象深い言葉を残していったJ・J・エイブラムス

 映画界のみならずカルチャーシーンにも多大な影響を与えてきた2大メガシリーズ『スター・トレック』と『スター・ウォーズ』の両作品でメガホンを取った、唯一の存在、J・J・エイブラムスが、『スター・トレック BEYOND』のプロモーションで来日した際に、両シリーズの違いなどについて語った。

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 2009年にエイブラムスがリブートさせた新『スター・トレック』シリーズの第3弾にあたる『スター・トレック BEYOND』。本作では、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンがメガホンを取り、エイブラムスは製作にまわった。「ジャスティンはとてもよくやってくれたと思う。特にアクションシーンは僕にとって、とても勉強になった。彼はアクション映画のプロだからね」と今作について切り出すエイブラムスは、「正直、嫉妬したね。だって、俳優陣は素晴らしいし、(サイモン・ペッグとダグ・ユングの書いた)脚本はとてもおもしろい」と打ち明ける。

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 実は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の編集真っ只中で、本作の撮影現場にあまり行くことができなかったのだという。「彼らに重大な課題を託していったわけだけど、彼らがとても素晴らしい仕事をこなしてくれて本当に感謝しているんだ」とキャスト&スタッフをねぎらう一幕も。

 そうして、2大シリーズの作品をこの世に送り出したエイブラムス。多くのファンから長く支持されているシリーズの新作を見事に手掛けてきた印象があるが、実際の苦労はどうだったのだろうか。「とても大変だったのは、人々がこの2つのシリーズを愛しすぎていることだった。(監督を引き受けた時に)誰かをがっかりさせることは避けられないと思った。僕がシリーズに手を加えなさすぎても、加えすぎてもね。あまりに見慣れた感じだとか、そうでないとか、常にそれが挑戦だった。それでも、監督ができるというチャンスは、そんなものに勝ったね」と当時をしみじみ振り返る。

 「まず、新しいストーリーはもう存在しないと言っておこう。ある意味、全てのストーリーは語りつくされたと思う。だから問題は、どうやって新しいと感じさせるかだ。オリジナルと言っていても、その中の要素は何らかの形ですでにどこかに存在している。あるいは、(オリジナルでないなら)あからさまな続編やリブートをつくるということにつきる。だから肝心なのは、ストーリーを通して何を伝えたいのかだと思う。その世界観が、自分が独創的な方法で描いたものにしても、ジョージ・ルーカスが書いたものにしても、本や歌からのものにしてもだ」と昨今の続編ブームなどにも通じる、興味深い持論を展開するエイブラムス。

 「僕はその世界観がどこから来たかということにはこだわっていないが、自分の置かれた立場は気にする。(監督を任されたからには)厳格になろうとしたし、これまで関わったすべての映画に情熱を捧げることができたのはとてもラッキーだったと思っている。だからすべてに対して批判的になるし、僕の手掛けた作品でなんの問題もなかったことなんてなかった」とプロ意識の高さをのぞかせる。

 また、よく比較されることも多い2大シリーズだが、「その2つにはとても大きな違いがあると思う。たぶん名前が似ているからみんな似ていると思いがちだけど、とても違うと思うんだ」ときっぱり。「『スター・ウォーズ』は常におとぎ話のようなファンタジーだ。そして、『スター・トレック』はSFなんだ。『スター・ウォーズ』は遠い昔で、一方の『スター・トレック』は未来が舞台というのもおもしろい違いだね。もちろん似ている点があるのも確かだよ。宇宙船とかエイリアンとかね。でも根本的に違うんだ。違うトーンに、違う感情だし」と両作品について熱弁していた。(編集部・石神恵美子)

映画『スター・トレック BEYOND』は全国公開中

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