松田龍平が放つキラーフレーズ「ワオ」秘話

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哲学者で変わり者の“おじさん”を演じた松田龍平としっかり者の甥っ子・雪男役の大西利空 - 写真:渡邉俊夫

 その飄々(ひょうひょう)とした唯一無二のたたずまいを武器に、松田龍平はハードボイルド、ヒューマン、シリアス、コメディーと、どんな作品も乗りこなす。そんな彼の最新作は、意外にもこれが初のタッグとなる山下敦弘監督の『ぼくのおじさん』だ。大学の臨時講師で自称哲学者だが、貧乏でケチ、運動音痴で怠け者、偏屈で変わり者のインテリ“おじさん”を、チャーミングに演じている。

【写真】風変わりな“おじさん”を熱演!

 「山下監督から『行ききっちゃって』と言われたので、“こんなおじさんいないよな”と思いながら、自分なりに“おじさん感”みたいなものをコミカルに出していきました。ふわふわとした変わったおじさんなのに、山下監督が撮ることで、ちゃんと地に足の着いた状態で映画の中に存在していたことがうれしかったです」と語る松田。

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 とはいえ、一つだけ「どういうふうに言ったらいいのだろう?」と悩みながら取り組んだせりふがあるという、それはおじさんがリアクションするときに放つ「ワオ」というせりふだ。本作で小4の“ぼく”こと春山雪男を演じた大西利空も、「台本に『ワオ』って書いてあるのを読んで、『えー? これ、どうやって言うんだろう?』って思ったら、20回くらい普通に『ワオ』って言ってた(笑)」とこのせりふの異質さを証言する。

 「北杜夫さんの原作にもないせりふなんですよ。だから意味がわからなくて」(松田)。果たして何が正解なのかわからないまま迎えた初号試写には、大西のほか、雪男の妹や同級生を演じた子供たちもずらりと参加していた。「子供たちが、おじさんの『ワオ』で笑ってくれたので、やってよかったです(笑)」と言う松田に、大西も「すっごい面白かった!」と太鼓判を押す。子供にウケるフレーズは、流行語になる可能性もあり。いったいどんな「ワオ」なのか興味が湧くところだ。(取材・文:須永貴子)
 
映画『ぼくのおじさん』は全国公開中

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