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斎藤工、共演者に下半身さわられドキドキ

「ドキドキしました」
「ドキドキしました」

 俳優・斎藤工が5日、東京の有楽町スバル座で行われた映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』の初日舞台あいさつに、高梨臨津田寛治海老瀬はな安倍萌生佐々部清監督と共に出席した。岡山県赤磐市が舞台の本作にちなみ、斎藤は「今日は岡山デニムを着て、岡山愛をアピールしています」とあいさつ。すると、それを聞いた津田が「どれが岡山デニム?」と不意に斎藤の下半身に手を伸ばし、斎藤が「いま、きわどいところを触られてドキドキしました」と思わず漏らして会場を笑わせる一幕もあり、華やいだ壇上となった。

初日舞台あいさつフォトギャラリー

 本作は、日本の第一次産業を応援する『種まく旅人』シリーズの第3弾。桃の名産地である岡山県赤磐市を舞台に、亡き兄の遺志を継いで新種の桃「赤磐の夢」の品種登録に奮闘するヒロイン・片岡彩音(高梨)と、彩音と心を通わせる農林水産省の官僚・木村治(斎藤)の姿を描く。『ツレがうつになりまして。』などヒューマンドラマに定評のある佐々部監督がメガホンを取った。

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 斎藤は公開を迎えた心境を「僕が土地に馴染んでいく姿を、そのまま切り取っていただいた」「岡山の土や風、人々と一緒に作り上げた作品が、今日収穫、出荷となります。みなさんに手渡せることをうれしく思います」と感慨深げにコメント。

種まく旅人
佐々部清監督、安倍萌生、津田寛治、高梨臨、斎藤工、海老瀬はな

 主演の高梨は「役づくりをしない、ありのままの自分を心がけた。本当の家族のような現場でした」と振り返りながらも、妹役の安倍と言い争うシーンについて「わたしがリハーサルを本番と間違えて(安倍)萌生ちゃんを本気で殴っちゃって、そしたら萌生ちゃんも殴り返してきて、そこだけ不思議な空気になっちゃいました」と裏エピソードも披露。すかさず斎藤が「萌生ちゃんはバレーボールをやっていたから、スナップが強かったんじゃない」と茶々を入れた。

 また津田も「いつも監督から『そんなに大きな芝居をしなくていい』と言われがちなので(演技を)抑えていたら、『“スカッとジャパン”(フジテレビ系)、いつも見てるよ。今回はあれをやって』と監督に言われて、拍子抜けしました」と自虐的に語るなど、終始楽しい舞台あいさつとなった。(取材/岸田智)

映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』は有楽町スバル座ほか全国公開中

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