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おそ松さん大ブームの裏で…恐るべしコナン人気<2016年配信アニメ事情>

おそ松さん大ブームの裏で…恐るべしコナン人気<2016年配信アニメ事情>
しかし国民的アニメを押しのけて1位になった「おそ松さん」もすごいものです - (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 HuluやdTVなどの月額映像配信サービスが2016年の年間視聴数ランキングを次々と発表していく中、アニメ部門では一昨年から昨年にかけて大ブームを巻き起こした「おそ松さん」が1位を獲得したことをHulu、dTV、U-NEXTが公表した。テレビ放送時だけではなく、配信サービスでも覇権を握った「おそ松さん」だが、その裏で配信でも堅実に人気を獲得しているアニメのジャンルがある。「名探偵コナン」「アンパンマン」といった国民的アニメ群だ。

 昨今では独自のオリジナルコンテンツを制作し、ユーザーの心をつかんでいる動画配信サービスだが、そのオリジナルコンテンツだけで戦うことは難しく、それぞれが以前テレビ放送や劇場で上映された“ライセンス作品”をいかに充実させるかということは課題の一つとなる。特に日本のマーケットに関しては、アメリカからやってきた世界最大のユーザー数を誇るNetflixが、「特別なマーケット」と語り諸外国とは違うアプローチをかけていることからもその特別さがうかがえるだろう。そして、その一つの要素が「アニメ作品」の人気ぶりでもある。

 では一体どのようなアニメ作品が人気を博しているのか。今回年間視聴者数ランキングを公表した大手配信サービスHuluはアニメ部門の順位を、1位「おそ松さん」、2位「名探偵コナン」、3位「銀魂」、4位「アンパンマンチャンネル」、5位「妖怪ウォッチ」と発表。dTVは、1位「おそ松さん」、2位「名探偵コナン」、3位「妖怪ウォッチ」、4位「アンパンマンチャンネル」、5位「暗殺教室 第2期」。U-NEXTの見放題アニメ部門では、新海誠監督の『君の名は。』ヒットの影響を受けてか、1位「おそ松さん」、2位「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、3位『秒速5センチメートル』(新海監督作品)、4位『言の葉の庭』(新海監督作品)、5位「暗殺教室 第2期」となっていた。

 今回挙げたサービスがアニメファン以外のユーザーもターゲットに含んでいることもあるが、トップ5に入った深夜帯放送のテレビアニメが「おそ松さん」「暗殺教室 第2期」のみだったことは非常に興味深い結果だといえよう(「銀魂」は今月深夜枠で放送を開始した最新シーズン以前の作品は夕方帯放送だった)。それぞれのサービスが深夜アニメの見逃し放送や月額内見放題配信を行っているのにもかかわらずである。さらにAmazonプライム・ビデオでは、なんと総合ランキングで「ドラえもん」が1位に輝いていた。

 このように少なくとも2つのサービスで2位を獲得した「名探偵コナン」含め、1クールごとではなく1年を通して放送されているファミリー層向けアニメの力は、配信サービス業界内でもいかんなく発揮されている。文化通信社が発表した2016年の邦画作品別興行収入ランキングでは、トップ10にファミリー層向けの作品として『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』がランクインしていた。深夜アニメが社会的なブームを巻き起こしていく裏で、ファミリー層向けテレビアニメは着実にその人気を高めている。(編集部・井本早紀)


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