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原作は未完『3月のライオン 後編』気になるラストの反応は?

原作は未完『3月のライオン 後編』気になるラストの反応は?
17歳の孤独なプロ棋士・零は川本家3姉妹との交流に救いを見いだしつつも、後編では再び孤独に追い込まれていく… - (C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 後編が4月22日に封切られた映画『3月のライオン』は、羽海野チカの原作漫画が現在12巻まで発売中ということもあり2部作で一体どうまとめるのか? ラストはどうなるのか? といった期待と不安があったが、実際に鑑賞した人の反応はどうだろうか。

 前編では9歳のときに両親と妹を亡くし、父の友人である棋士・幸田柾近(豊川悦司)の家に身を寄せ中学生でプロ棋士となったC級1組五段・零(神木隆之介)の過酷な生い立ち、義姉・香子(有村架純)との複雑な関係、川本家3姉妹(長女あかり:倉科カナ・次女ひなた:清原果耶・三女モモ:新津ちせ)との出会い。そして将棋界のビッグタイトル・獅子王戦トーナメントでA級八段・島田(佐々木蔵之介)と、新人戦トーナメントで零とC級2組四段の親友・二階堂(染谷将太)の宿敵であるC級1組五段・山崎(奥野瑛太)と対局するまでを描写。

 後編では、川本ひなたが中学校でいじめにあっていることが発覚。さらに、3姉妹を捨てて別の女性と暮らす父・誠二郎(伊勢谷友介)が彼女たちを苦しめることになり、A級九段・後藤(伊藤英明)と不倫関係を続ける香子は一層父親との溝が広がる。彼女らを守りたい気持ちでがんじがらめとなる一方で、零は「新人王VS名人」で宗谷名人(加瀬亮)と、再びの獅子王戦トーナメントで後藤九段らとの対局に挑んでいく。

 SNSなどネット上での「後編」の感想は「駆け足感は否めませんが、よく二部作にまとめたと思う」「桐山零は神木くん以外考えられません!」「感動とかいうより、心にじわじわきました」「長い」「詰め込み過ぎ」「三姉妹の存在が薄い」など賛否両論だが、ラストについては「納得の終わり方」「含みがあり、良い終わり方だった」「感慨深かった」「続きが見たい!」「泣けた」「これだけのためだけに観てもいい、それだけの価値がある絵」など満足した鑑賞者が目立ち、ロケーションの美しさに心を奪われた人も多いようだ。なお、ラストシーンの撮影は1,070段の石段がある山形県・立石寺で行われた。

 原作は現在も「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中のため、後編の脚本は原作者の羽海野が考えていたラストとそこに至るまでのいくつかのエピソードをもとに、大友啓史監督と羽海野の間でやり取りをしながら練り上げられた。ちなみに原作では、零は「新人王VS名人」で宗谷に敗れたのち、プロ入り23年目で「勝率6割2分以上」のB級2組・入江、棋竜戦のタイトルホルダー・雷堂、そして「棋界一の疎まれ者」と呼ばれる滑川(なめりかわ)七段らとの対局を展開している。(編集部・石井百合子)

『3月のライオン 前編』『3月のライオン 後編』は上映中


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