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コブクロ黒田、小渕に「ブラック企業」とクレーム!

活動の裏側を明かして会場を沸かせたコブクロの小渕健太郎、黒田俊介
活動の裏側を明かして会場を沸かせたコブクロの小渕健太郎、黒田俊介

 人気デュオ・コブクロ(黒田俊介小渕健太郎)が21日、都内で行われた映画『ちょっと今から仕事やめてくる』先行プレミアム上映会に登壇。黒田は、小渕を「ブラック企業」と批判し、会場の笑いをさらった。

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 本作は、累計発行部数50万部を突破し、すべての“働く人”が共感の涙を流した同名小説の映画化。ブラック企業で上司に怒鳴られてばかりのサラリーマン・青山隆(工藤阿須加)は、同級生と名乗る謎の男・ヤマモト(福士蒼汰)との出会いがきっかけで、暗い人生を明るく変えていく。

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 この日、コブクロは担当した本作の主題歌「心」をオーケストラバックで披露。その後、サプライズ登場した俳優の福士蒼汰、工藤阿須加と共にトークを繰り広げ、黒田は小淵の過去のブラックエピソードを紹介した。

 大阪・難波でストリートライブをしていた頃、小渕は「お客さんに飽きてほしくない」という理由から、週に1曲のハイペースで曲を作っていたとか。そのため、黒田はライブが始まる直前の30分間で曲を覚えるよう言われることが多々あったそうで、「ブラック企業やと思いません?」と福士らに同意を求めた。その上、観客がたくさん集まると小渕の機嫌が良くなり、ライブは5時間ほど続いたことも。黒田は「とにかく声が出えへんようになるまで歌わされた。『ちょっと今からコブクロやめてくる』ですよ。ストリートは本当にきつかったです」と渋い顔を見せた。

 さらに、レコーディング中にいつものスーパーボイスで気持ちよく歌っていると、「今の凄い良かったけど、もう一回いっとこうか」と言ってくる小渕に、「どっちなん? 良いのにもう一回って青汁か?」と不満をぶっちゃける黒田。小渕は「味付け濃いねん。ちょっと薄せな、聞く人はどんなテンションで聞けばええねん」と応戦するが、時には一発OKを出す黒田に賛辞を贈る場面も。また、ブラックエピソードについては「20代前半は雲をつかむような気持ちで、馬車馬のようにやっていかないと音楽でやっていけるなんて思っていなかった」と回顧。そして最後に、黒田を“人生のパートナー”と表すると、「みなさんもそういう人を見つけたら、一緒の方向を向いて頑張ってほしい」とエールを送った。(取材/錦怜那)

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は5月27日より全国公開

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