ハリウッド版『デスノート』はオリジナルよりダークに!アメリカ人向けの工夫も

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ナイスすぎるキャスティング!死神リューク役のウィレム・デフォー

 人気コミック「DEATH NOTE」(大場つぐみ原作、小畑健作画)をハリウッドで実写化したNetflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』のニューヨークのプレミアが、8月17日(現地時間)ニューヨークのAMC リンカーン・スクエアで開催され、キャスト、製作者、監督らが語った。

【動画】これがハリウッド版ライト!『Death Note/デスノート』予告編

 高校生のライト(ナット・ウルフ)は、ある日学校で「DEATH NOTE」と書かれたノートを拾う。突如、彼の前に現れた死神リューク(ウィレム・デフォー)に、それが人間を殺せる死神のノートだと聞かされたライトは、その力を利用して自分が理想とする世界を導こうする。しかし、謎の死を追っていた捜査官・L(キース・スタンフィールド)に追跡され……。映画『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガードが監督を務め、テレビシリーズ「Heroes/ヒーローズ」のマシ・オカが製作を担当した。

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日本でもおなじみのマシ・オカ

 少年時代に「週刊少年ジャンプ」で「DEATH NOTE」を読んでいたマシ・オカは「原作は素晴らしい日本漫画界の財産でファンも多い。12巻にも及ぶ漫画だと余裕を持ってキャラクター構成ができて、チェスをするような知的な戦いも描けるけれど、今作では興味深いキャラクターを登場させ知的な戦いを凝縮しながらも、いかに映像として描けるかが問題だったんだ。さらに、アメリカ人に受け入れてもらえるかも考えなくてはならなかったよ」と苦労を明かした。

脚本家のヴラス&チャーリー・パルラパニデス

 原作を脚色したのは共同脚本家のヴラス&チャーリー・パルラパニデス。ヴラスは「プロデューサーの友人に渡された漫画を一気に読んで、すぐにこの仕事をやらなければいけないと感じた」と明かす。また、原作のどこに惹かれたのかと聞かれるとチャーリーは「『死神のノート』を所有し、このような力を手に入れたとき、人がどんな選択をするかという、道徳的観念から描かれている点に惹かれたね」と答え、続けて「最初に漫画を読むと、ライトは(極悪犯罪者を葬る)一見正しいようにも描かれている。だが読み進めていくうちに、本当のヒーローはLであることに気づくんだ。彼こそが道徳の指針を持ち、われわれ読者は支持するべきなんだと気付かされるんだよ」と語った。

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注目のキース・スタンフィールドはL役

 困難なL役について「演じる上で多くのチャレンジはあったけど、原作の漫画を読み込んだり、映画を何度も鑑賞したりして広範囲にわたって研究したよ」とキース。一方、日本版と異なるアプローチをしたというリューク役のウィレムは「死神のアイデアと遊びごころを持ったキャラクターに惹かれたし、この役が日本でも有名なのが理解できたよ。その後、スタッフがリュークの衣装を写真で見せてくれて、基盤となる脚本の内容を理解した上で、リューク役を自分の内面から作り上げていったんだ」と自身の解釈にこだわったことを明かした。

良質のスリラーを手掛けてきたアダム・ウィンガード監督

 原作者の二人からは支持されていたが、当然、避けられない変化がアメリカ版にはあったというウィンガード監督。「新たな点はライトと(恋人の)ミアがキラの現象を巻き起こすところだ。今作は、原作やオリジナルの映画よりもダークに描かれているんだよ」と話す。ちなみに、ウィンガード監督は子供時代、日本のアニメ「獣兵衛忍風帖」が好きだったそうだ。

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主人公・夜神月(ライト=キラ)にあたるライト・ターナー役のナット・ウルフ

 少年時代に漫画「DEATH NOTE」と映画『DEATH NOTE デスノート』のファンだったというナットは「ウィンガード監督がメガホンを取ると聞いて、彼なら異なったアプローチができると思ったね。彼の作品『ザ・ゲスト』には、風刺的なユーモアのセンスがあり、セリフにも鋭さがある。今作でも日本の観客が予想する内容を覆すことができていると思うよ」と自信をのぞかせた。最後にナットは日本のファンに向けて「日本では、原作漫画が素晴らしい映画となり、原作にも忠実だと思うが、是非、アメリカ版として新解釈したものも観てほしいよ」とメッセージを残した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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