『This is I』主演・望月春希、はるな愛の“エアあやや”熱烈指導を回顧「魂なんです!」

はるな愛の実話を元にしたNetflix映画『This is I』の「This is アイドル試写会」が9日に都内で行われ、はるなをモデルにした主人公アイを演じた望月春希が、共演の斎藤工、松本優作監督と共に登壇。望月は、はるなから“エアあやや”について丁寧にダメ出しを受けたことを明かした。会場には、はるな本人のほか、=LOVEの大谷映美里、音嶋莉沙、野口衣織、≠MEの櫻井もも、鈴木瞳美、冨田菜々風、≒JOYの天野香乃愛、市原愛弓、江角怜音ら約150名の現役アイドルも来場した。
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2007年、“エアあやや”の口パクモノマネで一世を風靡した、はるな愛。世間の冷たい視線に苦しみながらも、アイドルになる夢を手放さなかった少年・ケンジ(望月)をアイへと変えたのは、医師・和田耕治(斎藤)との出会いだった。『This is I』では、当時の日本ではタブーだった性別適合手術のリアルと命さえ預け合う二人の強い絆が、1980~90年代を彩ったヒットソングと心躍る軽やかなダンスと共にカラフルに描かれる。
オーディションで同役を射止めた18歳の望月は「初めまして。ヤバーい。オーマイゴッド! こんなキラキラなステージ。本日はありがとうございます。いよいよ明日から(配信)ということで、とってもドキドキなんですけど、それを超えるハッピーな気持ちでいっぱいです!」と弾ける笑顔であいさつ。本作の撮影を振り返り「踊って、お芝居やって、方言やって、飛んで……。どういうこと? みたいな。アイちゃん、一回落ち着いて深呼吸しようよ! と言いたくなるくらい、いろんなことがありました。楽しかったです」とまくしたて、「私の人生の中にものすごい1ページが刻まれたという気持ちでした」と感激。本作はすでに3回ほど鑑賞したといい「優しさとかラブって世界を救っちゃうんだな」としみじみと語った。
ダンスも見どころの一つだといい、望月は「撮影に入る前に練習の期間をたくさんとっていただいた」と回顧。また、「“エアあやや”に関してはめちゃくちゃ大変で、“エアあやや”をダンスだと思っていて、練習した動画を愛さんに送ったら電話がかかって来て、『ここ、ダメ』『口開いてるよ』『ここ、もっとやって』『3階席、4階席が見えてない。想像できてない』と丁寧に言っていただいた」と愛のあるダメ出しを受けたことを告白。そのおかげで「そういうことか、“エアあやや”って、マジ、ダンスじゃねーんだ」と気づいたそうで、「魂なんですね。アリーナ飛び越えて宇宙……みたいな。そこまで想像して踊らないと成立しない」と気持ちをあらためたことも打ち明ける。
はるなは、“エアあやや”を「初めて(働いていた)お店でできた芸」として大切にしていたこと、店は小さくともアイドルのコンサート会場は大きいこと、「松浦亜弥さんの声の力に全てが入っている」ことからダメ出しをしたと説明。さらに、「『ズバッと』の足をもう少し開いた方がいいとか……」とアドバイスを明かしつつ、「一生懸命やっていただきました。私よりもうまい“エアあやや”が誕生しました」と称賛した。
本作の感想を求められたはるなは「(和田)先生が蘇ったような気持ちがして。各所で先生がスクリーンの中に存在するんです。優しくて、暖かくて、感謝の気持ちになりました。素敵な映画をありがとうございました」と涙ながらに胸中を告白。そして、斎藤と一緒に持ちギャグ「言うよねー」「泣くよねー」と言い合い、会場を笑いに包んでいた。(錦怜那)
Netflix映画『This is I』は2月10日世界独占配信


