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篠原涼子、井上真央…フジ10月クールは「視聴者と同目線を意識」

10月より情報番組「とくダネ!」のMCアシスタントを務める新人アナウンサーの海老原優香
10月より情報番組「とくダネ!」のMCアシスタントを務める新人アナウンサーの海老原優香

 4日、都内でフジテレビの10月番組改編記者発表会が行われ、7月に編成センター局次長兼編成部長に就任した立本洋之が出席し、本改編について「フジテレビを変えるための序章」と力を込めた。

【写真】 篠原涼子、7年ぶり月9で主演

 「ポイントは金曜土曜の新企画、日曜19時の3時間のワイド化、23時台の40分化」と紹介する立本は、さらに「ゴールデンプライムは、4層中心に(視聴率を)取りに行くというフジテレビが不得意なことをやっても仕方がないので、若年層を中心に、そこからきっちり4層まで広げていきたい」と今後の方針も語り、「“視聴者目線”という言葉があるけど、それは当たり前の話。本当に本気でそれを考えていたのかということも含めて、意識から変えていきたい」と意気込んだ。

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 ドラマにも変化が見られ、新米市議が市政の在り方に一石を投じる篠原涼子主演「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(月曜・夜9時)、井上真央演じるスクールカウンセラーが突如発生した“この世で一番謎が残る死”の原因を究明するヒューマン・ミステリー「明日の約束」(火曜・夜9時)、浅野忠信神木隆之介がバディーとなって難事件を解決する「刑事ゆがみ」(木曜・夜10時)など、視聴者と同目線の社会派のドラマがスタート。

 「従来、フジテレビは目線の高いものや華やかな世界を描きがちなドラマが多かったが」と指摘されると、立本は「バブル崩壊、東日本大震災後、視聴者の意識や考え方は明らかに変わり、恋愛ものでなくても、今の国民に刺さる表現はいろいろある」と言及すると、「本当に視聴者に何が刺さるのか、何に泣いて、笑っていただけるのかを考え、時代や現実に合せると自然とこうなっていく」と、その背景を説明した。

 この日の司会を担当したのは、10月より人気情報番組「とくダネ!」のMCアシスタントを務める新人アナウンサーの海老原優香。新人アナウンサーが本番組に関わるのは初めてのことで、海老原アナは「とても緊張していますが精一杯頑張りたいと思います」とコメント。また、「小倉(智昭)さんは、怖い方だと思っていたけど(実際に話してみると)温かい方だったので、梅津(弥英子)さんと3人で、気持ちよく朝の挨拶ができるように頑張っていきたい」と目を輝かせた。

 10月改編率は、全日9,5%、ゴールデン34,3%、プライム29,8%となった。(取材:錦怜那)

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