山崎賢人、よく壁にはぶち当たる 悩みながらも前を向く今

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2017年も大活躍だった山崎賢人

 俳優・山崎賢人は今年公開された映画『一週間フレンズ。』で心優しい青年、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』では特殊能力を持つ男くさい主人公、そして『斉木楠雄のΨ難』(11月3日公開)では独特なセンスの福田雄一監督ワールドに身を染め、最新作『氷菓』では「やらなくてもいいことなら、やらない」という徹底的な省エネ主義の高校生を演じた。非常に幅広いキャラクターを披露した2017年だが、本人はどう感じているのだろうか。

【写真】山崎賢人が考案した劇中の推理ポーズ

 これまで数々の人気漫画の実写化作品で主人公を演じてきた山崎。その都度、キャラクターにあったアプローチ方法を模索してきたというが、本作でふんした折木奉太郎については、「奉太郎は、省エネ主義で合理的な人間。僕自身はくだらないことを結構やってしまうタイプなので、自分の無駄な部分を削ぎ落していくイメージでした」と語る。

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 以前から原作モノを演じる際に「プレッシャーは当然あります」と語っていたが「やっぱり悩みますよね」と苦笑いを浮かべる山崎。それは、役へのアプローチ方法が増えてきたからという面もあるのだろう。「最初のころはリアリティーを出すことが一番だと思っていたのですが、いろいろな作品を経験して、いまは魅せるということも大事なのかなと思うこともあります」。

 話題作への出演が続き、順風満帆にも見えるが「『ジョジョ』とかもやっぱり悩みましたし、よく壁にはぶち当たっています」とつぶやくと、本作でダブル主演を務めた千反田える役の広瀬アリスは「原作モノってファンを含め、決して肯定的な意見ばかりじゃないから、賢人くんみたいに、何作も原作モノをやっていると悩みは多くなるよね」と声をかける。それでも山崎は「やっぱりお芝居は好きだし、そこに愛はあります。そうじゃなきゃ続けていけないですからね」と前向きに取り組んでいることを明かす。

 しかし、多忙ゆえの悩みもあるという。「仕事以外の時間の使い方をしっかりしないといけないと思っています。オフの時の過ごし方をちゃんとしないと、人間の役ができなくなっちゃうんじゃないかって不安もあるんです。家でこたつに入ってのんびりするとか……普通のことなんですけれどね」。それでも「役を引きずるまでということではないのですが、役のことはずっと考えていますね」と常に役に寄り添う姿勢は崩さない。そこには「お芝居をもっと勉強したいし、その時点で自分のできることを全部出したいと思うんです。あとで後悔したくないじゃないですか」という山崎なりのポリシーがある。

 劇中、山崎演じる奉太郎が「俺は10年後、今を後悔せずに生きていられるだろうか」と口にするシーンがあるが、広瀬が「もしかしたら女優という仕事をやっていないかもしれないと思うこともありますが、いまは先のことを見据えている時間なんてないし、全力で役に向き合うだけです」と正直な胸のうちを明かすと、山崎は「どうなんでしょう。10年後のことを考えると怖い部分もありますね」と苦笑い。しかし広瀬同様、「あまり先のことを考えてもしょうがないし、いろいろな壁はありますが、恐れずにしっかり前を向いていくだけですね」と力強い視線で語っていた。(取材・文:磯部正和)

※山崎の「崎」は「たつさき」

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