是枝裕和、新作始動!リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林演じる家族の物語

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(左上から)リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏、佐々木みゆら、是枝裕和監督

 映画『そして父になる』『海街diary』などで知られる、是枝裕和監督の新作(タイトル未定)の撮影が、昨年12月15日からスタートした。リリー・フランキー安藤サクラ松岡茉優樹木希林、オーディションで選ばれた子役の城桧吏佐々木みゆが演じる、ある「家族」の物語がつづられる。

 本作で描かれるのは、東京の下町に暮らす貧しい家族の姿。平凡に見える一家だが、実は「犯罪」で生計をたてながらひっそりと暮らしている。実際の子供置き去り事件を元に、過酷な状況下で生きる子供の姿を描いた『誰も知らない』(2004)から13年。これまで、あらゆる「家族のかたち」を描き続けてきた是枝監督が、この10年間ほど「血のつながりについて、社会について、正しさについて」考え続けてきたことを、全部込めたと語る意欲作だ。

 1月いっぱいで撮影を終え、2018年6月の全国公開を目指す。脚本・編集も手掛ける是枝監督が着想を得たきっかけは、親が死亡した後も年金を不正受給していた、ある一家のニュースに触れたこと。監督は「他人から見たら嘘でしかない『死んだと思いたくなかった』と言う家族の言い訳を聞いて、その言葉の背景を想像してみたくなりました」と語る。実力派キャストの集合にも気合が入るといい、特にオーディションで選んだ城と佐々木の子役たちについて「本当に素晴らしく、毎日ワクワクしながら撮影に臨んでいます」と称賛する。

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 監督と4度目のタッグになるリリーは「社会や人にとって、とても重大なのに、ほんの1日で黙殺されてしまうような出来事にフォーカスを当てていく。是枝監督らしい、いい作品になると感じています」とコメント。「今の自分に出来る事を全部出せればなと思います」と意気込む。また昨年、母になった安藤は「とても個人的且つ感覚的なことですが、いまこのタイミングでこの作品に出演できることをとても嬉しく思っています」としみじみ。是枝作品に初参加する松岡は「あの本を読んだ、あの映画を見た。産まれて、育ててもらって、生きてきたすべてのことが正しかったんだと肯定されたような気持ちでした」と出演の喜びを語っている。

 また、すっかり是枝作品の常連となった樹木は「是枝作品の中に居るのは これで おしまい」とドキリとする一言。「ちょいと ブラブラしすぎる 台本は読みちがえるわ 口は出すわ 悪口は言うわ 都合悪けりゃボケたふりするわ 困ったもんだ」と胸中を明かしている。

 舞台は再開発に取り残された古い住宅街。日雇い仕事で暮らす父・治(リリー)と、万引きに精を出す息子の祥太(城)、妻の信代(安藤)、風俗のバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡)たちは、祖母・初枝(樹木)の年金を頼りに暮らしていた。治が団地の廊下で凍えていたところを連れ帰ってきた少女じゅり(佐々木)も加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていた一家だが、ある事件をきっかけに、隠された秘密が明らかになっていく。(編集部・入倉功一)

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