盗難被害 50年分の創作メモ&新作脚本も…

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盗難被害に遭ったクロード・ルルーシュ監督「盗まれたのは、わたしの人生が詰まったスーツケースだ」 - Sylvain Lefevre / Getty Images

 カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)やアカデミー賞脚本賞に輝いた『男と女』などの巨匠クロード・ルルーシュ監督が、自身の映画制作会社のオフィス近くで盗難被害に遭ったと The Hollywood Reporter などが報じた。

ルルーシュ監督作『男と女』フォトギャラリー

 ルルーシュ監督が旅から戻りオフィス近くに車を止めた際、2つバッグを取り出し地面に置いてから車の反対側に回った瞬間、何者かにそのバッグを奪われたという。バッグには、50年間にわたって監督が書きためたメモが入っており、これまでの作品や最新作に役立ててきたものだという。「盗まれたのは、わたしの人生が詰まったスーツケースだ」とルルーシュ監督は胸を痛めている。

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 監督は旅先の山で最新作『ウィ・エ・ノン(原題) / Oui Et Non』の最終稿を仕上げたところで、前の原稿は残っているものの、最新版の複写は取っておらず、このため映画の完成は予定より1年以上遅れることになるだろうと話している。その他バッグには、急な海外行きに対応できるよう常に持ち歩いているパスポートと現金1万5,000ユーロ(約203万円)も入っていたという。(1ユーロ135円計算)

 近所のゴミ箱を捜したり、犯人にメモを返してくれるよう訴える嘆願書をメディアに掲載したが、今のところ手掛かりはつかめていないとのことだ。(鯨岡孝子)

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