シネマトゥデイ

老人ホームで再起を図る!?全てを失った劇作家の人生再生コメディー

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サム・ホフマン監督(左)と主演女優イングリッド・マイケルソン

 映画『ムーンライズ・キングダム』『はじまりのうた』で製作総指揮を務めたサム・ホフマンが、長編監督デビューを果たしたコメディー作品『ユーモア・ミー(原題) / Humor Me』について、1月9日(現地時間)、主演女優のイングリッド・マイケルソンと共に、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【作品写真】マルーン5のアダムを起用した『はじまりのうた』

 賞の受賞経験もある劇作家のネイト(ジェマイン・クレメント)は、ある日、企画していた舞台劇が中止となり、妻から別れを切り出されてしまう。住んでいた家の家賃も払えなくなった彼は実家に戻ることにするが、風変わりな父親のボブ(エリオット・グールド)から老人ホームの舞台の演出を勧められ、老人たちや音楽を担当していたアリソン(イングリッド)と接することで、本来の自分を取り戻していく。

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 今作では脚本も執筆したホフマン監督だが、自身の体験が脚本に反映されているのかと聞かれると、「ライターの葛藤が映画に描かれると時は大抵、脚本家の体験談が記されていることが多いね。僕が立ち上げたOld Jew Telling Jokes(60歳以上のユダヤ人がお互いにジョークを言い合うイベント)というウェブサイトがあって、それは本になり、オフ・ブロードウェイで舞台化もされたのだけど、その過程で、多くのジョークを語る老人に会ったんだ。今作は、父親のボブから執筆を始めたんだけど、そのキャラクターは彼らのジョークの影響を受けているね」と答えた。また、「ボブはジョークを言うことでネイトとのコミュニケーションを図っているように見えるけど、逆に距離を置くことになってしまうんだ」と説明。一癖も二癖もある父親ボブと息子ネイトのやりとりが見どころと言えそうだ。

 歌手を本職とするイングリッドのキャスティングについては、「僕が脚本を書いていた時に、幸運にも(ラジオで)彼女の曲を聴いたんだ。もの悲しいけれど、希望にも満ちていて、それが今作の楽曲に適したトーンだと思ったよ。『彼女はどんな人物だろう?』と気になり、ミュージックビデオを観たり調べたりしていくうちに『なぜ彼女は映画に出演していないのか?』と思ったんだ。そこで、彼女に出演依頼したらどうだろうかと考えたんだ」と明かした。

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 イングリッドは歌手だが、若い頃に舞台劇に出演した経験があるそうで、「舞台時代のトレーニングは、今作で生かされたかもしれないわね。幼い頃のわたしは極度のあがり症で、いつも母親のそばにいたの。幼稚園の頃は、母親と離れるたびに泣いていたけれど、小学校1年生の時に舞台をやったことで、自信を持つことができたわ」と過去の経験が今作で役に立ったと話した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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