『メイド・イン・ホンコン/香港製造』中国で上映禁止の理由 監督明かす

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来日したフルーツ・チャン監督

 映画『メイド・イン・ホンコン/香港製造』(YEBISU GARDEN CINEMA ほか順次公開中)のフルーツ・チャン監督が、17日に都内で開催されたトークイベントに石坂健治(日本映画大学教授)と共に出席。チャン監督は本作の撮影の舞台裏や、中国で上映禁止になっている理由を語った。

『メイド・イン・ホンコン/香港製造』場面写真

 1997年、中国への返還が迫る香港を舞台に、行き場を失った少年少女の青春と、リアルな香港の姿を描いた本作。チャン監督は本作、そして『花火降る夏』と『リトル・チュン』で形成される“香港返還三部作”について「『メイド・イン・ホンコン/香港製造』が一番気に入っています。本作の後に『花火降る夏』を撮ったのですが、これはメインストリーム寄りで、自分としては完璧ではなかったという思いがあります。三作目の『リトル・チュン』は自分が望むように撮ることができましたね」と回想する。

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 「『メイド・イン・ホンコン/香港製造』を作ることは不可能なミッションでした。当時はたった5人のスタッフで撮影を行い、俳優たちにもスタッフとなって働いてもらったのです。この映画を作ることは、不可能に近かったのです」と舞台裏を明かしたチャン監督。苦労の末に完成させた本作は、中国で上映禁止になっているそうで、その理由については「体制に反対するような作品だと思われているのです」と説明した。

 石坂に香港特有のロケーションを活かした映像を称賛されると「インディーズであれアート系であれ、印象に残るような画を撮ることが大切だと思います。どういうジャンルで映画を作るにしても、観客のお腹をいっぱいにするような映画を作ることが重要なのです」と持論を展開。この日は、『ドリアン ドリアン』『ハリウッド★ホンコン』に続く作品の撮影を控えていることも明かした。(岸豊)

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