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『死霊館』悪魔のシスターも!ガチ怖キャラ7選

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死霊館のシスター

 『死霊館』シリーズ最新作の公開を前に、映画に登場する恐怖のキャラクターをピックアップ。同作に出てくる悪魔のシスター、ヴァラクをはじめ、トラウマ必至の“彼女たち”を紹介します。(構成・文:編集部 石井百合子)

なぜシスター? 正体が謎すぎ 『死霊館』シリーズのヴァラク

 『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワン監督による大ヒットホラーの続編『死霊館 エンフィールド事件』で登場したのが、この“悪魔の尼僧”ヴァラク。そもそもなぜシスターの姿なのか? 正体が謎すぎて怖い。

 『~エンフィールド事件』では、心霊研究家のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソンヴェラ・ファーミガ)が、怪現象に苦しむ一家を訪れた際に最終的に対峙する。「わしの家だ!」とソファに居座っていた老人も凶暴だったが、ヴァラクに比べるとかわいいもの。夫のエド・ウォーレンが「夢でみた」という姿を描いたキャンバスから飛び出てきたり(そもそも、この絵が不気味)、廊下の向こうにたたずんでいたり、登場が凝りに凝っていて、どの場面でも思わず「ウワッ」と声を上げそうになる。

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死霊館のシスター

 前作での反響が大きかったのか、最新作『死霊館のシスター』ではそのヴァラクをフィーチャー。物語は、1952年、ルーマニアの修道院で若い修道女が最もタブーとされる罪、自殺するところから幕を開け、バーク神父(デミアン・ビチル)と見習いシスターのアイリーン(タイッサ・ファーミガ)が、事件の真相に迫っていく……。ホラー映画のお約束とばかりに、それぞれいかにも「ヤバそう」なゾーンに足を踏み入れ、絶叫のオンパレード。

死霊館のシスター

 監督のコリン・ハーディは『死霊館』シリーズの熱烈なファンで、ヴァラクの魅力について以下のように語っている。「尼僧を一目で気に入ったのは、あのミステリアスな雰囲気。何の説明もなかったけれど、あの風貌と立ち居振る舞いに背筋が凍りついた。ヴァラクはホラー映画の王道を行くキャラクターだ。修道衣のベールが顔を隠し、ガウンは全身を覆いつくしている。その姿は人間とは思えない。まるで地に足がついていないかのように、滑るように移動するんだ」(オフィシャルインタビューより抜粋)

 ハーディ監督が本作で特にこだわったのが血の描写で、「血にもいろいろあるんです……付着した血、したたる血、にじみ出る血、あふれ出す血、噴き出す血。一つ一つ表情が違うんですよ」(オフィシャルインタビューより抜粋)と並々ならぬこだわりを語っている。ちなみにヴァラクを怪演しているのは、『マルホランド・ドライブ』『スペル』『ザ・ファイター』などに出演してきた身長約170センチのボニー・アーロンズ

『死霊館のシスター』は9月21日より新宿ピカデリーほか全国公開

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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ホラー映画史に残るあのシーン!『リング』(1998)の貞子

リング
(C)1998「リング」「らせん」製作委員会
リング
『リング』Blu-ray(3,800円+税)は発売中 発売:KADOKAWA/販売元:ポニーキャニオン

 『女優霊』の中田秀夫監督が商業映画で大成功を収め、日本のホラー映画史に爪痕を残した本作。鈴木光司の小説に基づくホラーで、言わずと知れた「見たら一週間後に死ぬ」という呪いのビデオの謎に迫るミステリーでもある。忌まわしい匂いがプンプンする「呪いのビデオ」の映像もさることながら、何と言っても「テレビの中から這い出てくる」シーンが映画の最大の功績ではなかろうか。長い黒髪に白い衣服。顔が見えない貞子が少しずつこちらに歩み寄ってくる姿、テレビから出た後、爪の割れた手でたたみの上を這いつくばる姿。これは何回観ても怖い。ちなみに、呪いのビデオの犠牲になる少女たちの死に顔もまた恐ろしく、『リング』では竹内結子が、『リング2』では深田恭子が女優魂を感じさせる、すさまじい形相を見せて話題になっていた。

長い黒髪に白い服は鉄板『女優霊』(1995)の謎の女

女優霊
「女優霊」DVD(3,800円+税)は発売中 販売元:バンダイナムコアーツ(C)バンダイビジュアル/WOWOW

 中田秀夫監督の劇場公開映画デビュー作で、舞台は撮影スタジオ。初監督作の撮影を進めていた村井(柳ユーレイ)が、カメラテストをしていたところ、そのフィルムが未現像のもので、女優の背後に謎の女が映っていることが発覚。長い黒髪に白い衣服、ケタケタと笑っているようだが顔はおぼろげでよく見えない……という絶妙な映し方。その後も屋外でも姿を見せたりと撮影クルーに終始つきまとい、やがて惨劇が勃発する。その女の正体がまるでわからないのがポイントで、不条理なラストにはあっけにとられること必至。2009年には『メイド・イン・ホンコン』のフルーツ・チャンがリメイク『THE JOYUREI 女優霊』を制作している。

『女優霊』誕生秘話はコチラ>

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菅野美穂の笑顔が怖い!『催眠』(1999)の多重人格者・由香

 落合正幸監督の『パラサイト・イヴ』に続く長編第2作で、稲垣吾郎が連続変死事件の捜査協力を求められる心理カウンセラーにふんしたサスペンス。被害者たちが最後に残す「ミドリの猿」のワード、催眠暗示など、共通した特徴を手掛かりに事件の真相に迫るスリリングな展開もさることながら、多重人格者のヒロイン・由香にふんした菅野美穂の怪演が見もの。予告編にも収められているが、警察からの事情聴取中、彼女の“もう一つの人格”を捉えた映像が恐ろしく、カメラ目線で妖しい笑みを浮かべながら「こっちへおいで……」と誘う様子は幽霊ばりに怖い。菅野は、ホラー漫画家・伊藤潤二の漫画を映画化した『富江』のシリーズ第1作(1999)で、怪物的美少女・富江をはまり役で演じていた。

血の涙を流す美女 『八つ墓村』(1977)の森美也子

 横溝正史の同名小説に基づくミステリーで、たびたび映像化されている中でも傑作なのが『砂の器』『震える舌』などの名匠・野村芳太郎監督、黒澤明作品や『八甲田山』などの脚本家・橋本忍コンビによる1977年版。渥美清演じる探偵・金田一耕助は言わば狂言回しとなり、出生の秘密を知るために田舎を訪れ数奇な運命をたどる青年・辰弥(萩原健一)をクローズアップ。ミステリー要素はありながらもかなりホラーじみていて、夏八木勲田中邦衛らが演じる落ち武者たちが惨殺されるシーンはスプラッタだし、実際に起きた殺人事件を彷彿させる場面も壮絶(山崎努がめっちゃコワい)。極めつけは、小川真由美ふんする美女・美也子が鍾乳洞の中、血の涙を流しながら辰弥を追いかけまわすクライマックス。何かがのり移ったかのようなニュアンスもある心霊的なシーンだが、ラストシーンは輪をかけて恐ろしい。

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怖がっているアンタが一番怖い『シャイニング』(1980)のウェンディー

シャイニング
『シャイニング』(C)Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 スティーヴン・キングの小説が原作で、冬季のリゾートホテルの管理に訪れた一家3人が、そこに取りついた何かに狂わされていくさまを描く物語。父親のジャック(ジャック・ニコルソン)が別人のように凶暴になり、妻と幼い息子に襲い掛かるクライマックスが有名だが、ある意味、怪物と化したジャックよりも怖いのが、怯える妻の顔。演じるのはロバート・アルトマン監督作『三人の女』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したシェリー・デュヴァル。迫真の演技は、完璧主義のスタンリー・キューブリック監督にとことん追い込まれて引き出されたものだと言われており、キューブリックの娘ヴィヴィアンが撮影したメイキングでは、そのスパルタぶりの一端が見られる。映像内で、当時シェリーは恋人と別れたばかりで、役の重圧もあり抜け毛に悩まされていることも明かしていた。

四つん這いで追いかけてくる『ヴィジット』(2015)のおばあちゃん

ヴィジット
『ヴィジット』(C)Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 休暇に田舎にある祖父母の家を訪れたベッカ(オリビア・デヨング)&タイラー(エド・オクセンボールド)姉弟は歓待されるが、その家には3つの奇妙な約束事があった……。『サイン』『ヴィレッジ』などトンデモ映画で知られる奇才M・ナイト・シャマランのセルフパロディーも見どころのスリラー。夜中にふとキッチンに向かったベッカが目にしたのは、嘔吐しながら歩き回る祖母の姿。離れの小屋には、なぜか祖父の使用済みのオムツが山積みに。ベッカにオーブンの中に入って掃除をしてほしいと頼む祖母はまるで「ヘンゼルとグレーテル」の魔女のようだし、不気味過ぎる出来事が連発。軒下での“かくれんぼ”で、四つん這いで「見ぃ~つけた!」とすさまじいスピードで姉弟を追いかけ回す祖母の姿には絶叫! アッと驚く結末でも、シャマラン節さく裂。

『ヴィジット』M・ナイト・シャマランインタビューはコチラ>

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