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キリン撮影中に襲われ死去 南アフリカ撮影監督

アフリカのキリン
アフリカのキリン - Cameron Spencer / Getty Images

 南アフリカのヨハネスブルク郊外グレン・アフリック・カントリー・ロッジの自然保護区で、撮影監督のカーロス・カーバルホさん(47)がキリンを撮影中に襲われ、搬送先の病院で死亡した。カーバルホさんが所属していた映画クルーのエージェンシー会社CallaCrewがFacebookで発表、海外メディアも報じている。

 同社は現地時間3日に「カーロスはグレン・アフリックで長編を撮影中に、キリンに襲われ致命傷を負いました。ミルパーク病院に運ばれましたが、昨夜20時50分に亡くなりました」と報告し、カーバルホさんへの追悼を捧げた。

 事故現場に居合わせていたというロッジの所有者がTelegraphに語ったところによると、ジェラルドという名のキリンは両脚を広げて首を曲げ、目の前に立っていたカーバルホさんに向かって頭を振り下ろしたという。

 ほかの映画クルーは当時の様子について「私たちはキリンの体や足のクローズアップを撮影し始めたところでした。カーロスがカメラをのぞき込んでいる間に、ジェラルドは首を振り、彼の頭に打ちつけました」「あまりにも突然の出来事で、カーロスには(キリンが)近づいているのが見えていなかったと思います。危険が迫っていることすら気付いていなかったでしょう」と語っている。(編集部・石神恵美子)

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