『チャイルド・プレイ』『ハワード・ザ・ダック』俳優エド・ゲイルさん61歳で死去

　映画『チャイルド・プレイ』シリーズでスーツアクターを務めたことでも知られる米俳優、エド・ゲイルさんが、現地時間27日にロサンゼルスの病院で亡くなったと、TMZ.comほか各メディアが報じた。61歳だった。

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　訃報を受けて、エドさんのめいであるケイス・ゲイルさんがFacebookに追悼文を投稿。「重い悲しみと、驚くほど軽い棺（この意味は察してもらえますよね？）と共に、おじである元俳優、エド・ゲイルの突然の訃報をお知らせします。おじはカーテンコールを迎え、今はあの世で主役を務めています」と報告したケイスさんは「20歳のとき、彼は41ドルと夢を握りしめてカリフォルニアに渡り、決して振り返ることはありませんでした」とエドさんの歩みを振り返った。

　さらにケイスさんは「彼はそのキャリアを通じて、130本以上の映画、テレビ番組、コマーシャルに出演。これらの作品群を通じて、怪しげな照明と素晴らしい決めゼリフでいっぱいの遺産を残しました」と続け、「エドが最も気に入っていた役柄は、“面白いおじさん”です。彼の愛情表現は、エンターテインメント業界とハリウッドの魔法を、めいたちと分かち合うことでした」と故人をしのんだ。

　エドさんは、1963年8月23日生まれのミシガン州プレインウェル出身。Varietyなどによると、『ハワード・ザ・ダック／暗黒魔王の陰謀』（1986）のハワード・ザ・ダック役で映画デビューし、『チャイルド・プレイ』（1988）ではチャッキーのスーツアクターを務め、『チャイルド・プレイ２』（1990）、『チャイルド・プレイ／チャッキーの花嫁』（1998）にも出演。さらに、映画『スペースボール』（1987）、『ファンタズム II』（1988）、映画『オー・ブラザー！』（2000）、テレビドラマ「恐竜帝国」「ベイウォッチ」「BONES」など数多くの映画やドラマに出演した。（編集部・入倉功一）