アヌシー映画祭で堤大介のスタジオ制作「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」がグランプリ!

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「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」はHuluオリジナル作品として配信中 - アヌシー国際アニメーション映画祭より

 フランスで開催されていた第42回アヌシー国際アニメーション映画祭の受賞結果が現地時間16日に発表となり、TVフィルム・プロダクション部門でエリック・オー監督「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」(日本・アメリカ。Huluで配信中)がクリスタル賞(グランプリ)を受賞した。長編コンペティション部門に参加していた細田守監督『未来のミライ』(7月20日公開)と高坂希太郎監督『若おかみは小学生!』(9月21日公開)は賞を逃した。

受賞の喜びを語るエリック・オー監督

 「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」は元ピクサーのアートディレクターだった堤大介ロバート・コンドウが設立したトンコハウスが制作。押し寄せる黒い雲から町を守るため、その雲を押し返すためにダムを回し続ける“ダム・キーパー”になった豚のピッグが主人公。短編アニメ版『ダム・キーパー』(2014)は2015年の第87回アカデミー賞短編アニメショーンにノミネートされており、今回は初のテレビシリーズ版。元ピクサーのエリック・オー監督に託し、よりピッグの生い立ちにスポットを当てたストーリーになっている。

アートディレクターのマルセル・ジャンが来年は日本を特集することを発表した

 プレゼンターを務めた同部門審査員で、ブラジルのアニマ・ムンディ映画祭のディレクターであるレア・ザグレイは「詩的で力強く、知的な物語」と賞賛。彼女から記念のクリスタルのトロフィーを受け取ったオー監督は「僕を信じてくれた日本のスタッフに感謝したい」とコメントし、喜びを表現した。

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ステージに勢揃いした受賞者と審査員たち

 また同映画祭では毎年1か国にスポットを当てた特集を組んでおり、今年のブラジルに続いて、来年は日本にオマージュを捧げることを同映画祭アートディレクターのマルセル・ジャンが発表した。老舗アニメーション映画祭がすでに世界に知られた日本のアニメーションを今、どのように取り上げるのか注目したい。(取材・文:中山治美)

主な賞の結果は以下の通り

【短編コンペティション部門】
●クリスタル賞
ニンケ・ドゥーツ監督『ブルーイストラート11(原題) / Bloeistraat 11』(ベルギー、オランダ)

【長編コンペティション部門】
●クリスタル賞
デニス・ドゥ監督『フナン(原題) / Funan』(ベルギー、カンボジア、フランス、ルクセンブルグ)

カンボジアのクメール・ルージュによる悲劇を描いた『フナン(原題) / Funan』 - アヌシー国際映画祭より

●審査員賞・観客賞
ノラ・トゥーミー監督『生きのびるために』(アイルランド・カナダ・ルクセンブルグ)

タリバンの脅威の中、アフガニスタンで逞しく生きる少女を描いた『生きのびるため』はNetflixで配信中 - アヌシー国際映画祭より

【TVフィルム・コンペティション部門】
●クリスタル賞
エリック・オー監督「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」より「きいろいはな」「はじめまして」(日本・アメリカ) 

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●審査員賞(TVスペシャルに対して)
トム・シェパード監督『ザ・ロボット・チキン・ウォーキング・デッド・スペシャル:ルック・フーズ・ウォーキング(原題) / The Robot Chicken Walking Dead Special: Look Who's Walking』(アメリカ)

●審査員賞(TVシリーズに対して)
ダニエル・チョン監督『ウィ・ベア・ベアーズ“パンダズ・アート”(原題) / We Bare Bears "Panda's Art"』(アメリカ)

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