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野球漫画「ドカベン」シリーズ、掲載から46年でついに完結!過去には映画化も

ドカベン、46年間ありがとう
ドカベン、46年間ありがとう

 漫画家の水島新司による野球漫画「ドカベン」シリーズが、46年の歴史に幕を閉じることが明らかになった。28日に発売される「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で最終話を迎える。

【写真】実写映画『ドカベン』長島徹役の永島敏行

 「ドカベン」は、漫画「あぶさん」「野球狂の詩」などで知られる水島の代表作の1つ。神奈川県の明訓高校の野球部を舞台に、主人公の山田太郎と仲間たちの活躍を描いた作品で、1972年から1981年まで連載された。その後は、続編として「大甲子園」(1983~1987)、プロへと舞台を移した「プロ野球編」(1995~2004)、「スーパースターズ編」(2004~2012)、「ドリームトーナメント編」(2012~)が掲載されてきた。単行本は合計203巻に及ぶ。

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 1976年にテレビアニメ化され、1977年にはアニメと実写で映画化されている。実写映画『ドカベン』は、ドカベンこと山田太郎が野球部に入部するまでを描き、『トラック野郎』シリーズの鈴木則文監督がメガホンを取った。ドカベン役の橋本三智弘、岩鬼正美役の高品正広、長島徹役の永島敏行は、全国の公募の中から選ばれた。ちなみに、原作者の水島も野球部の監督・徳川家康役で出演している。

 最終回は、巻頭カラーの12ページを含む40ページという内容になるという。作者の水島による特別寄稿や、「ドカベン」シリーズの歴史年表なども掲載される予定だ。(編集部・梅山富美子)

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