憧れの松田聖子に感激!映画出演の経緯をシンガポールの巨匠が明かす

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シンガポールの巨匠エリック・クー監督

 現在、ニューヨークのジャパン・ソサエティーで開催されているイベント「ジャパン・カッツ!」のオープニングナイトを飾った映画『ラーメン・テー』について、エリック・クー監督が7月19日(現地時間)、単独インタビューに応じた。

【動画】クー監督のアニメ作品『TATSUMI マンガに革命を起こした男』予告編

 高崎のラーメン屋で働くマサト(斎藤工)は、急死した父の遺品から、シンガポール人の亡き母親の日記を見つける。日記に記されていた子供の頃の思い出の味・肉料理バクテーを求め、シンガポールへ旅立ったマサトは、シンガポールでグルメ紹介をしている美樹(松田聖子)の協力を得て、祖母に会う。だが、冷遇されたマサトは、バクテーとラーメンを合わせたオリジナル料理「ラーメン・テー」を作り、家族の絆を取り戻そうとする。シンガポールの巨匠、クー監督がメガホンを取った。

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 製作を手掛けた橘豊が、日本とシンガポール合作の作品を作りたいと提案したことから動き始めたという今作。「日本とシンガポールの外交関係樹立50周年を祝って製作を進めたものだったんだ。僕自身は日本の文化や食べ物が好きだから、それならば日本とシンガポールを融合した食と、(家族による)許容について描いてみたいと思い、何度も改稿し2年間かけて脚本を仕上げたんだ」。人生は短いから今を一生懸命生きろ、そんなメッセージを込めたそうだ。

 脚本は、英語で書いたものを日本語に訳した後、俳優たちが話しやすいせりふに変えていった。完成したのは昨年の3月だったが、すぐに高崎市で桜の花を撮影したという。「これまで高崎を訪れたことはなかったけれど、高崎には、幸運にも素晴らしいフィルム・コミッション(映画の撮影場所誘致や撮影支援をする機関)があったんだ」とクー監督。美しい桜の花と高崎白衣大観音がお気に入りだったようだ。

 今作では、80年代のシンガポールでNHK連続テレビ小説「おしん」が有名だったことが描かれているが、クー監督自身はシンガポールで、どのように日本文化に触れていたのだろうか。「『ウルトラマン』『仮面ライダー』『鉄腕アトム』かな。今シンガポールではK-POPが有名だけど、僕が育った頃は、J-POPの前の時代の日本の音楽だったんだ。当時僕は、今作にも出演している松田聖子さんのアルバムを持っていたし、坂本龍一さんが属していたYMOなどを聴いていたよ。漫画も含めて、僕は常に日本文化のファンだったんだ」と懐かしそうに振り返った。

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 そんな昔からファンだった憧れの松田が今作に出演している。その経緯については、「実は、僕が手掛けたアニメ『TATSUMI マンガに革命を起こした男』を製作したときに、プロデューサーが『松田聖子さんを知っている』と言ってきたんだ。そのプロデューサーに『彼女に会ってみたい』と伝えたけれど、数年たっても会えなかったんだ。だから、今作を日本で製作できるとわかったときに、プロデューサーに『松田聖子さんに出演してもらえないか?』と尋ねてみたんだ。彼女は僕の脚本を気に入ってくれて、その後彼女とSkypeで話し合いをしたよ」とクー監督。撮影1週間前にようやく彼女に会えたときには感激したそうだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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