朝ドラ「風、薫る」新キャスト13名【病院関係者&患者たち、役名一覧】
見上愛&上坂樹里がダブル主演を務める、2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」(3月30日スタート)の新キャスト13名が発表された。古川雄大、坂口涼太郎、平埜生成、森田甘路、猫背椿、飯尾和樹、若林時英、村上穂乃佳、東野絢香、じろう(シソンヌ)、野添義弘、筒井道隆、仲間由紀恵が新たに出演する。
▼「風、薫る」物語
明治18(1885)年、日本で初めて看護婦の養成所が誕生したのを皮切りに、次々と養成所が生まれた。そのうちの1つに、物語の主人公・一ノ瀬りん(三上)と大家直美(上坂)は運命に誘われるように入所する。不運が重なり若くしてシングルマザーになった、りん。生まれてすぐ親に捨てられ、教会で保護されて育った直美。養成所に集った同級生たちは、それぞれに複雑な事情を抱えていた。手探りではじまった看護教育を受けながら、彼女たちは「看護とは何か?」「患者と向き合うとはどういうことか?」ということに向き合っていく。
りんと直美は、鹿鳴館の華といわれた大山捨松(おおやま すてまつ)や明六社にも所属した商人・清水卯三郎(しみず うさぶろう)らと出会い、明治の新しい風を感じながら、強き者と弱き者が混在する“社会”を知り、刻々と変わり続けていく社会の中で“自分らしく幸せに生きること”を模索していく。
養成所卒業後、二人は同じ大学病院でトレインドナースとしてデビュー。まだ理解を得られていない看護の仕事を確立するために奮闘の日々を送っていたが、りんは程なくして職場を追われることに。一方、アメリカ留学を夢見る直美は渡航直前に思わぬできごとに巻き込まれ……。
やがて、コレラや赤痢などさまざまな疫病が全国的に猛威をふるい始める。一度は離れ離れになった二人だったが、再び手を取り、疫病という大敵に立ち向かっていく。
古川雄大

今井益男(いまい・ますお)役
帝都医大病院外科の教授。ドイツ留学帰りのトップエリート。
【コメント】
ーー出演の意気込み
連続テレビ小説「風、薫る」に今井益男役で出演させていただきます。 クレバーな雰囲気を纏う今井は当時最先端の医療をドイツで学び、外科教授として病院を支えている人物の一人です。 しばしば主人公と対立しますが、そこには医局の責任者としての日本の医学への想いがあります。 そのあたりもしっかり丁寧に演じていきたいと思います。 現代の医学において高度な技術や看護がある背景には想像を超える苦労や涙があり、この激動の時代に「看護」を 確立していく2人の姿にはたくさんの勇気をもらえます。素晴らしい作品、チームに参加させていただくことを 幸せに思いながら、僕自身に与えられた役割を全う出来るように努めます。
ーー連続テレビ小説出演歴
以前連続テレビ小説「エール」で御手洗役を演じさせていただきました。 インパクトがあり愛される役柄で視聴者の方々に親しんでいただき、いまだに「ミュージックティーチャー」と街中で声をかけていただくことがあり、朝ドラの影響力の大きさに驚いております。 「エール」撮影中も現場で生まれたその一瞬一瞬を大切に切り取り作品を創り上げていく環境に感銘を受け、もう一度この現場でお芝居がしたいと強く願った事を覚えております。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
命に関わる大きな病気ではないですが、人生で数回手術を受けたことがあります。病に対してや病院での不安を取り除いてくれたのは看護師の方々からのお心遣いでした。 病気を治療するだけでなく、僕自身の心まで治癒していただいたことを覚えております。 劇中に出てくる「看護とは何か?」そして現代における「看護」を確立していく背景を知る事は、命について改めて考えさせてくれます。是非、ご覧下さい。
坂口涼太郎
藤田邦夫(ふじた・くにお)役
帝都医大病院外科の助教授。りんたちと度々対立する。
【コメント】
ーー出演の意気込み
風がいい方向に向かうときは必ず逆風が生まれます。いま私たちがいい薫りの風の中で生きられるのはこの物語の中に登場する女性たちのおかげです。私は、当時は当然だった逆風を担当させていただきます。 いい薫りではないかもしれません。
ーー連続テレビ小説出演歴
私は「なつぞら」「エール」「おちょやん」「らんまん」に続き、5作目の参加になります。朝ドラは演劇と似ています。 稽古をして、長回しの本番を迎えて、一つの物語を長い時間をかけて取り組むことでドキュメンタリーのようになっていきます。脚本も私たちのお芝居によってどんどん変わっています。 「らんまん」のときはそれまでの私のお芝居を汲み取ってこの台詞を書いてくださったんだろうなと思うようなラストシーンをいただいたり、私たちの表現や存在が物語に反映されるのもやりがいのひとつです。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
入院したときにお世話になった看護師の方々はみなさん明晰で快活なお声をお持ちでした。 「いい声だなあ、演劇やってほしいなあ」と思い、「いい声の看護師たちが廊下にて上演している夏の夜の夢」という短歌を病床で詠みました。
平埜生成
黒川勝治(くろかわ・かつじ)役
帝都医大病院外科の助手。りんたちの“看護”を冷静に見ている。
【コメント】
ーー出演の意気込み
2年ぶり3度目の朝ドラ出演になります。うれしくてなりません! わたしが演じる黒川は 「外科医」です。 いったい、どんな「風、薫る」のでしょうか。病院って聞くと、太陽を浴びた真っ白なシーツや、消毒液のツンとする匂いがしてきそうですよね。でも、それは現代の話。明治時代の病院には、また違った風が薫っているはずです。 素敵なキャスト、 スタッフの皆様と共に風を探す日々を楽しみ、がんばります! ぜひ、ご覧ください!
ーー連続テレビ小説出演歴
「カムカムエヴリバディ」(映画村職員 榊原役)
「虎に翼」(裁判官 汐見役)
「風、薫る」
朝ドラは忙しい朝の時間に、そっと生活を温めてくれるドラマ。(こんなことを言っていいのか分かりませんが)全てのエピソードを見なくても、「ながら見」も大歓迎。どこから見ても、どのページを開いても、そこには物語があって、観れば1日がぽかぽかする。そんな印象を抱いています!
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
小学校のときに校庭にある「のぼり棒」から落ちて、骨折し、入院したことがあります。そのとき初めて看護師さんにお世話になりました。ベッドで寝ている時間が長かったせいで体がなまり、トイレに行くことがむずかしく、ナースコールを押してトイレに行っていました。しかし、恥ずかしくて、いつもボタンを押すことを躊躇していました。意を決して看護師さんを呼ぶと「我慢しないで、いつでも呼んでね」と優しく言ってくださいました。僕は赤面しながら、「ごめんなさい」といい、濡れたパンツを交換しました。(尾籠な話ですみません……)
森田甘路
渡辺行成(わたなべ・ゆきなり)役
帝都医大病院の副院長。事務能力に長け、病院を守ることへの意識が強い。
【コメント】
ーー出演の意気込み
この度、帝都医大病院副院長 渡辺行成を演じさせていただきます。私自身、連続テレビ小説のレギュラー出演は初めてで、身の引き締まる思いです。女性の自立が極めて困難だった明治という時代。看護という未知の世界に飛び込む彼女たちの姿は、渡辺という一人の男の目にどう映り、その生き方にどう影響を与えていくのか。激動の時代を懸命に生きる彼女たちと向き合い、渡辺としてその衝撃をどう表現できるか、演じる側としても大変楽しみです。
ーー連続テレビ小説出演歴
「とと姉ちゃん」(2016)に一瞬だけ出演しましたが、自分の実力不足を痛感し「これが最初で最後の朝ドラ出演になるんだろうな」と凹んだ記憶があります。それから約10年……俳優続けてきて良かったです。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
実は私の母が看護師です。 昔、母が「これでも患者さんから『〇〇病院のナイチンゲール』なんて呼ばれていたのよ」と冗談めいたことを言っていましたが、半世紀以上現場で戦い続けてきた誇りがあるのでしょう。 今も現役看護師として、多くの患者さんのために働き続けております。そんな母の背中を見て育ったこともあり、看護師の息子として今作品への思い入れは強いです。
猫背椿
永田フユ(ながた・ふゆ)役
帝都医大病院の看病婦(※トレインドナース以前から病院に勤めている、専門的な訓練を受けていない従来看護婦)。手術の際は介助も務め、腕は一級品。
【コメント】
ーー出演の意気込み
日本初のトレインドナースの誕生から紡ぐ壮大なドラマのなか、看病婦という役柄をいただきました。 トレインドナース登場以前、病院で患者の看病にあたっていた女性の職業ですが、厳しい現実を生きた女性たちが多く就いていたお仕事で、自分の演じる永田フユもそのひとりです。 トレインドナース見習いのりんたちとの衝突もありますが、お互いに刺激を受け高め合える関係を作って物語のなかできちんとバトンを受け、渡し、引き継ぎ続ける役者たちのなかのひとりでありたいなと、小さな力ではありますが切に思います!
ーー連続テレビ小説出演歴
「ちゅらさん」に、少しだけ参加させていただいたのが2001年だそうです。 もう20年も経とうというのに、今でも「ちゅらさん、出ていましたね」というお声がけをいただくことがあり、朝ドラというもののスゴさを思い知ります。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
家族に元ベテラン看護師がいます。 家族はもちろん、他者への愛に溢れ、常に自身が健康であることと時間を守ることを心掛ける尊敬すべき人物ですが、一方、自分のことや家事などにおいてはちゃんとめんどくさがりでもあり、そんなところに安心したりもします。 街中で救急車のサイレンを聞き付けると「あれどこに向かったのかしら」と絶対に無関心ではいられない様子が現役時代を思わせたり「それを知ってどうする?」と思わなくもなかったりしてとても可愛いです。 きっとそんな、それぞれの個性的なナースたちに物語の世界のなかで会えるのが楽しみで仕方ないのです!
飯尾和樹
柴田万作(しばた・まんさく)役
帝都医大病院の用務員。病院の中でりんたちが頼れる数少ない存在。
【コメント】
ーー出演の意気込み
クランクイン初日から参加している演者さんやスタッフさんたちが創り上げてきた世界を、楽しんでいきたいと思います。ぺっこり深々88°よろしくお願いします。
ーー連続テレビ小説出演歴
「半分、青い。」で、通販番組のプロデューサー役として1話だけ出演させていただきました。 自分がNGを出したときに、斎藤工さんが「俺もこれ言いづらいですね」と周りに聞こえるボリュームで言ってくれて、「それじゃ仕方ない」という雰囲気を作ってくれて助かりました。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
父方の親戚には、看護師さんや薬剤師さんなど、医療関係の仕事に就いている人たちが多いんです。 看護師の叔母は、普段はめちゃくちゃ優しいんですが、帰宅時の手洗い・うがいには「甘い!もう一回や~」と一瞬だけ厳しかったのを思い出します。
若林時英
丸山忠蔵(まるやま・ちゅうぞう)役
直美が実習で受け持つ患者。入院生活を経て、食に興味をもつようになる。
【コメント】
ーー出演の意気込み
この度、丸山忠蔵という素敵な役をいただき演じてさせていただきます、若林時英と申します。 役者を志して、一つの目標であった朝ドラに出演できること、とても光栄ですし、今は身が引き締まる思いでおります。 丸山忠蔵という役が「風、薫る」の世界にちゃんと生きられるよう、丁寧に役と向き合っていけたらと思います。
ーー連続テレビ小説出演歴
初めての参加です。幼少期の頃は朝ドラの大ファンの母と朝ドラを観て学校に行くのが日課でした。 朝の母のルーティンだったものに自分が参加できることを、母もすごく喜んでくれました。 ひとつ親孝行できたなと、とてもうれしく思います。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
昨年、手術をしたのですが、術後の経過で再手術になり、いろいろ不安になっていたところ、看護師さんに「大丈夫だからね」と声をかけていただいたことで気持ちが和らいだことを覚えています。
村上穂乃佳
夕凪(ゆうなぎ)役
心中未遂で帝都医大病院に搬送されてきた女郎。
【コメント】
ーー出演の意気込み
夕凪という素敵な名をいただき「風、薫る」に参加できること、この上ない喜びを感じています。 女郎として生きている彼女の人生は決して穏やかなものではありませんが、その中で何を手放さずにいたのかを日々考え続けています。明治の時代の人々の生き方や想いが、風のように次の時代へ運ばれていく。 そこに確かに生きていたひとりとして、積み重ねられてきた時間を大切に受け止め、夕凪を務めたいと思います。
ーー連続テレビ小説出演歴
毎朝、誰かの人生をそっと覗き見しているようでワクワクしています。なんでもなく続いていく日々や、人が前を向く力強さを丁寧に描いているところに惹かれ、いつしか出演することがひとつ大きな夢になっていて。 私にとって初めての朝ドラが「風、薫る」なんだと実感を募らせてはうれしくてニマニマしています。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
学生時代、祖父の入院で病院へ通っていて、そこで看護師の方々が患者一人ひとりに向き合う姿を初めて見ました。 家族ではないのに寄り添って心を尽くしている存在に胸を打たれ、自分も看護の道を志したことがあります。 人の弱さに触れたとき逃げずに向き合える人間でありたいと思いました。 その思いは変わらず胸に残っています。
東野絢香
三浦ツヤ(みうら・つや)役
帝都医大病院の看病婦。婦人科に勤めているが、子供が苦手。
【コメント】
ーー出演の意気込み
看病婦、三浦ツヤを演じさせていただきます。「どんな辛いことがあったの?」と親友の話を聞くように役と向き合う日々です。彼女も私も、もう少しだけ胸を張って日々を暮らせるようにと願いながら、「風、薫る」の世界を生きてまいりたいと思っております。ちょっとだけ、頑張れないかもしれない朝に、居心地の良さを届けられるように、良い作品を皆さんと作っていきたいです。
ーー連続テレビ小説出演歴
「おちょやん」(2020年後期)
映像出演の経験がほとんどない中で、右も左も分からない私にたくさんの事を教えてくれた作品でした。今でも「みつえちゃん」と役名で覚えていてくださる方もたくさんいて、俳優としての私を支えてくれています。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
まだ私自身は病院にお世話になる機会がないのですが、親族のお見舞いなどに行った際に、患者の方とお話している姿を見て、家族よりも寄り添って時間をともにしてくれていることを感じました。 患者の不安だけでなく、大切な人の回復を願っている方々の不安も和らげてくれる姿に、感銘を受けます。
じろう(シソンヌ)
永田康介(ながた・こうすけ)役
看病婦・フユの夫。とある事情により外出できない生活を余儀なくされている。
【コメント】
ーー出演の意気込み
看護師さんのお話ですね。看護師さんには小学生の頃ずいぶんお世話になりましたよ。週一で通っていました。 ええ。病弱だったものでね。 あの頃お世話して下さった皆さん、お元気ですか? あの頃お世話になったお医者様、看護師さんに見てもらえると嬉しいですね。
ーー連続テレビ小説出演歴
まれ。1週間ゲスト。いや~な奴の役でした。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
小学生のころ病弱で毎週病院に通っていました。じろう少年をお世話した女性ランキング、第1位母、第2位佐藤先生、第3位市立病院の看護師さんたち。となっているんです。それくらい可愛がっていただきました。そのころお世話してくれた看護師さんたちが見てくれたら嬉しいですね。
野添義弘
園部弥一郎(そのべ・やいちろう)役
りんが実習で初めて受け持つ患者。コミュニケーションを取るのが難しいと病院内で有名。
【コメント】
ーー出演の意気込み
主人公を困らせる患者、警察署長の園部を演じさせていただきます。 主人公・りんに語らずプレッシャーをかける園部をしっかり務めたいと思います。が、当時の男性の方は女性に気安く話しかけない、かけられないと言う所もあったと思うので、その辺りも心に秘めながら演じたいと思います。
ーー連続テレビ小説出演歴
「虎に翼」では家庭裁判所の前身の家事審判所の所長浦野をやらせていただきまして、少年審判所の所長と揉めながらも家庭裁判所開設に奔走しました。主演の伊藤沙莉ちゃんがとても素敵な方で常に現場が明るかった印象でやりやすかったです。
「エール」では日本軍部隊の松田大佐をやらせていただきまして、志村けんさん演じる小山田耕三に軍の曲を今後も作り続けて下さいと要求するシーンでした。しかし残念ながらその後、志村けんさんがお亡くなりになりましたので、とても悲しく残念な思いでした。志村さんとは舞台でも毎年お世話になっていたので今でもこのシーンは強く印象に残っていますし、当日の現場での志村さんがとても楽しそうだったのを思い出します。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
コロナで約2週間入院したときに、隔離されて院内の売店にも行けず何もできないなか、かわりに看護師さんに身の回りのことを全て世話していただきました。話し相手になってくれたり冗談を言ったり食事の手配も、就寝後も見回りなど何が起きてもすぐに対応できるようにしてくれていました。 本当に入院中はお世話になり助かった思い出があります。
筒井道隆
多田重太郎(ただ・じゅうたろう)役
帝都医大病院の院長。“看護”に一定の理解はあるようだが、腹の底は見えない。
【コメント】
ーー出演の意気込み
およそ150年前の明治時代の話です。 1日が24時間、1年が365日になり、選挙も国会も始まった時代。 僕は明治時代という字が好きです。 「明るく治める時代」と解釈しています。 まだ、江戸時代が終わったばかりの混沌とした時代に西洋医学で人々の命を救うというのは並大抵の苦労ではなかったと思います。 その先人の方々の努力に失礼のないように頑張りたいと思います。
ーー連続テレビ小説出演歴
久しぶりに朝ドラに参加させていただけて光栄です。長く皆様に愛されている枠に恥じぬようにがんばります。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
僕は、医師の中村哲さんを尊敬しているので、医療は素晴らしいものだと思います。世界が平和になってくれれば良いのですが。
仲間由紀恵
和泉千佳子(いずみ・ちかこ)役
りんが受け持つことになる侯爵夫人の患者。とある事情により心を閉ざしている。
【コメント】
ーー出演の意気込み
侯爵家の奥方である千佳子を演じます。台本を読み、どのような時でも凛としている姿に、なんて誇り高い人なんだろうと、尊敬と憧れの念を抱きました。周りからみれば、わがままな華族の奥方ですが、目の前の現実を受け入れられず苦しみながらも、ただ自分の誇りを胸に持ち続けている、そこに拘ってこれまで生きてきた千佳子が、りんと関わることで、大切な事に気づきます。寄り添うりんの姿に何を感じるのか、精一杯演じます。楽しみです。
ーー連続テレビ小説出演歴
1998年 天うらら、2014年 花子とアン、2022年 ちむどんどん
に出演させていただきました。
初めての朝ドラは確か10代、ヒロインの恋敵という役柄。「花子とアン」では、ヒロインの親友役として共に長い時代を生きる事ができました。緊張しっぱなしだった頃とは、また違い役深く作り込む事もできて、外ロケから始まり、スタジオ撮影へと突入する、というお決まりの流れも楽しめました(笑)。
そして、「ちむどんどん」は、実際に幼い自分の子供たちも一緒に家族ごと沖縄に引っ越すかのように、移動して撮影期間を過ごしました。現場もキャスト&スタッフが一つの大きな家族となって、愛情ある現場で一丸となって作品を作る。そんな現場にいられて本当に幸せでした。今回は短い滞在ですが、よろしくお願いします。
ーー看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護職の中でも、私はやはり出産の時にお世話になった助産師さんたちに今でも感謝しつづけています。 何もかもが初めての妊娠期間で、自分の価値観が大きく変化していく。役者として、ではなく、妻としてではなく、1人の人間として、「自分」というものを本当に考えさせられる時間でした。 気持ちが不安定な中、助産師さんたちの精神的サポートのおかげで、大袈裟ですが、生き延びることができたと、本当に深く感謝しています。
制作統括コメント
松園武大チーフ・プロデューサー
それぞれの思いを胸に看護について学ぶりんと直美たちですが、まだ“看護”そのものが知られていない時代に 理解を得るのは容易なことではありません。実習のために訪れた病院で早速その手厳しさを目の当たりにすることになります。 今回発表した人たちは、そういった状況のなかで主人公たちに大きな影響を与える病院関係者や患者たちです。 日本の医療の未来を背負う病院経営層や医師。りんたちより前から現場で働いてきた看病婦たち。 そして、それぞれに傷を負った患者たち。りんと直美が悩み、奔走する日々が始まろうとしています。 放送開始まであと1か月となりました。どうか温かくお見守りください。
(C)NHK


