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五つ星ホテルで凄惨な殺戮…ムンバイテロ事件を戦慄の映像化

第43回トロント国際映画祭

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死と隣り合わせのホテル内… - 映画『ホテル・ムンバイ(原題)』より - Courtesy of TIFF

 第43回トロント国際映画祭で映画『ホテル・ムンバイ(原題) / Hotel Mumbai』の上映が行われ、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーらキャストが一堂に会した。

【画像】いい雰囲気のアーミー・ハマー&デヴ・パテル

 本作は、多数の死傷者を出した2008年ムンバイ同時多発テロを題材にした、オーストラリア人監督アンソニー・マラスの長編デビュー作。五つ星のタージマハル・ホテルの従業員にデヴ、宿泊客にアーミーらがふんし、イスラム過激派のテロリストに占拠されたホテルでの恐怖を生々しく再現するのと同時に、“普通の人々”が見せた勇気も力強く描き出している。電話で指示を受け凶行に及ぶのは年端も行かぬ少年たちで、彼らが時に見せる無邪気さが悲しみを誘う。

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 観客と共に映画を鑑賞した後にQ&Aに登壇したデヴは「ごめんなさい、ちょっと感情的になってしまって……」と震え声。この恐ろしい事件を追体験することは簡単ではなかったといい、「『スラムドッグ$ミリオネア』のラストには人間性や愛を祝福する、VT駅での盛大なダンスシーンがある。その撮影を終えてロンドンの家に戻ってドアを開けたら、両親がテレビの前で泣いていた。場面に映っていたのは、僕たちがまさに今観たものだった(※VT駅もテロの標的になった)」と明かす。「それでもこの映画は、人間の折れない心を賛美しているんだ」とこの物語を語る意義を感じたと力を込めていた。(編集部・市川遥)

第43回トロント国際映画祭は現地時間16日まで開催

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