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マシュー・マコノヒー、新作で麻薬王の父に!監督らが撮影を振り返る

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左から、ベル・パウリー、主演のリッチー・メリット、ヤン・ドマンジュ監督

 オスカー俳優 マシュー・マコノヒーの新作『ホワイト・ボーイ・リック(原題) / White Boy Rick』について、ヤン・ドマンジュ監督、主演のリッチー・メリット、共演のベル・パウリーらが、9月12日(現地時間)、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【画像】変幻自在マシュー、こんな姿のときも…!

 本作は、14歳にして地方及び連邦法執行機関の下で秘密情報屋として活動し始めたのち、麻薬王になった実在の人物リチャード・ワーシュ・ジュニアを描いた映画。1980年代、デトロイトで父リチャード(マシュー)、姉ドーン(ベル)と共に暮らしていた不良少年リック(リッチー)は、14歳のとき、FBIの情報提供者として、おとり捜査に協力したものの、その功績に見合った報酬を得られなかったことで、コカインの密売を始める。『ベルファスト71』のドマンジュ監督がメガホンを取った。

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 これまでにも情報提供者の浮き沈みを描いた作品はあり、観客もなじみがあると思うが、今作の根底には、リックがFBIの歴史上で最も若い情報提供者だったという、スキャンダラスで信じ難いストーリーがあるとドマンジュ監督は語る。「実際にリックが麻薬のビジネスでキングピン(大物)だったのは1年ぐらいなんだ。ただ、リックが今でも刑務所に入っていることを伝えるには、その重要な部分(麻薬ビジネスの成功など)を描かなければならない。そこでリックの家族に焦点を当ててみたんだ」。

 そのリックを演じた、主演のリッチーは、全く演技経験のない新人だ。彼を起用した経緯についてドマンジュ監督は、「ボルティモアの高校で、偶然、校長室の前に立っていたリッチーを、われわれのスカウトマンが、ストリート・キャスティング(主に俳優経験ない人たちを雇うこと)したんだ」と明かす。映画内で真実味を出すために、俳優経験のない人たちも探していたところに、たまたま悪さをして、校長室の前に立っていたため目についたリッチーがいたというわけだ。まさに運命的な出来事だが、当のリッチーは、スクリーンテストの際、マシューのことを知らなかったそうだ。

 撮影に入るまで、地元の友人にも映画に出演していることを話していなかったというリッチー。「車の衝突シーンはどうやるのか全くわからなかったから、そこが最もナーバスになったかな」と撮影を振り返り初々しさを見せると、共演のベルが「あのシーンはスタントダブルがやっていたんじゃないの?」とびっくりした様子。すかさずドマンジュ監督が「ある部分はスタントダブルを使ったけれど、車が(何回転も)スピンした状態のときは、そのままマシューとリッチーに車に乗ってもらっていたんだよ」と危険なシーンもあったことを明かした。

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 そんなドマンジュ監督の撮影スタイルについてベルは、「監督は、素早く撮影を行うタイプで、俳優が撮影現場に現れて、座ってそれぞれのシーンについて話をするようなことはなかったの。通常ならば、リハーサルして、立ち位置を決めて、照明を照らされるけれど、今作ではカメラを手持ちのまま、アクションの声がかかり、撮影をしながらリハーサルをやっていて、共演者やスタッフが皆、現場でそれぞれのシーンを形成していったのよ」と説明。リッチーのような経験のない俳優にとっては、やり易かったと思うと語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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