ディカプリオ、子どもたちから18禁映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が大好きと言われ困惑

映画『タイタニック』『ロミオ&ジュリエット』などで知られる俳優レオナルド・ディカプリオは、SNSにどっぷり浸かった若い世代にも愛されるハリウッドのトップスターだが、今の子どもたちには、意外にも映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)で認知されているという。ディカプリオ自ら、Varietyに明かした。
【画像】Fワード&ドラッグ&過激描写が満載!18禁映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、20代で億万長者に上り詰めるも、証券詐欺で一夜にして頂点から転がり落ちた伝説のブローカー、ジョーダン・ベルフォートの人生を描いたマーティン・スコセッシ監督作。ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、ジョン・バーンサルら名俳優の豪華共演はもちろん、今や世界的スターとなったマーゴット・ロビーの出世作としても知られている。
アカデミー賞5部門にノミネートされるなど名作として知られる本作だが、劇中ではFワード、ドラッグ、セックスなど過激な描写のオンパレード。海外でR指定を受け、日本ではR18+指定(18歳以上が鑑賞可能)で公開されている。
新作映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』(10月3日全国公開)をプロモーション中のディカプリオは、チケット購入のために映画館に並んでいた頃を知らない世代に響いている作品は何かと問われると、「僕たちはR指定の作品をたくさんやってきたから、どの年代のことを指しているかによる」と前置きしながら、「子どもたちが僕のところにやってきて、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』大好き! と言ってくるんだ」と回答。年齢的からして出てくるはずのないタイトルを言われたディカプリオは、思わず「え、観たの? 何歳なの?」と困惑しながら返したという。
ストリーミング・サービスが普及した現代社会では、視聴制限を設定していても、若者たちの目にR指定作品が入ってしまうことが考えられる。ディカプリオも「僕も子どもの頃、R指定映画をたくさん観ていたからね」とぶっちゃけている。
最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、名匠ポール・トーマス・アンダーソンが監督&脚本を務めたチェイス・エンターテイメント。ディカプリオは、ひとり娘を何者かに狙われた冴えない革命家・ボブを演じている。(編集部・倉本拓弥)


