ドラマ版「ハリー・ポッター」マルフォイ親子役が決定!新キャスト9名一挙発表

米HBOが制作するベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ(全7巻)のドラマ版で、主人公ハリーとは犬猿の仲のドラコ・マルフォイを子役のロックス・プラットが、その父ルシウス・マルフォイを映画『スターダスト』のジョニー・フリンが演じることになった。現地時間9日、親会社のワーナー・ブラザース・ディスカバリーが発表した。
今回、マルフォイ親子役の2人を含めて総勢9名のキャストが正式発表となった。ロンの母モリー・ウィーズリー役は『ガーンジー島の読書会の秘密』のキャサリン・パーキンソン、魔法大臣のコーネリウス・ファッジ役はドラマ「ザ・クラウン」のバーティ・カーヴェル。
ホグワーツ魔法魔術学校の生徒では、シェーマス・フィネガン役にレオ・アーリー、パーバティ・パチル役にアレッシア・レオニ、ラベンダー・ブラウン役にシエナ・ムザが決定。
ダーズリー家の人々では、バーノン・ダーズリー役に『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』のダニエル・リグビー、ペチュニア・ダーズリー役に『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』のベル・パウリーが決まった。
今回のドラマ版は、原作小説1冊を1シーズンかけてより忠実に描き、少なくとも7シーズンが制作予定。メインの子役キャストは3万人以上参加のオーディションで選出され、ハリー・ポッター役はドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー・グレンジャー役はアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役はアラスター・スタウトに決まっている。
大人のキャスト陣では今年4月に6名が発表されていた。ダンブルドア校長役は『教皇選挙』のジョン・リスゴー、セブルス・スネイプ先生役は映画『MEN 同じ顔の男たち』などのパーパ・エッシードゥ、マクゴナガル先生役は『アルバート氏の人生』のジャネット・マクティア、ホグワーツの森の番人ハグリッド役は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のニック・フロスト、闇の魔術に対する防衛術の教授であるクィレル役はルーク・タロン、ホグワーツの管理人フェルチ役は『キング・オブ・シーヴズ』のポール・ホワイトハウスが務める。
製作総指揮には「メディア王 ~華麗なる一族~」のフランチェスカ・ガーディナー&マーク・マイロッドに加えて、原作者のJ・K・ローリング、映画版を手掛けたプロデューサーのデヴィッド・ハイマンらも名を連ねている。ガーディナーはショーランナー(制作総責任者)、マイロッドは複数エピソードでの監督も担当する。第1シーズンは2026年後半~2027年前半に配信されるとみられている。(編集部・市川遥)


