ゾンビ、ミュージカル、クリスマスが交錯する話題の異色作、キャストらが魅力を語る

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前列左から、エラ・ハント、サラ・スワイヤー、後列左から、マルコム・カミング、クリストファー・レヴォー

 ゾンビ、ミュージカル、クリスマスが交錯する話題作『アナ・アンド・ジ・アポカリプス(原題) / Anna and the Apocalypse』について、エラ・ハントサラ・スワイヤークリストファー・レヴォーマルコム・カミングらが、10月6日(現地時間)、ニューヨークのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開催されたニューヨーク・コミコンで語った。

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 本作は、いじめっ子のクリス(クリストファー)に悩まされている高校生のアナ(エラ)とジョン(マルコム)、ステフ(サラ)が、クリスマスの日に突如ゾンビに学校を襲撃されたことで、全力でゾンビと戦うことになるというストーリー。全編にミュージカルが散りばめられた異色作になっている。2015年にがんで亡くなったスコットランド出身のライアン・マクヘンリー監督が手掛けた短編『ゾンビ・ミュージカル(原題)/ Zombie Musical』(2011)を基に、ジョン・マクフェール監督がメガホンを取った。

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 若者を誤って描いていない、現実的で楽しめる役柄を探していたと語る主演のエラは、「エージェントからE-mailで送られてきた脚本の要約は、ゾンビ、ミュージカル、クリスマスと記されていたの。まさにクレイジーだと思って参加したけれど、最終的にはこれまでの俳優人生で一番良い体験になったわ。今作では正直に若者を描いたことで、パロディー映画、ジャンル映画以上のものが出来上がったと思っているわ」と自信をのぞかせる。

 だが、一方で映画内にさまざまな要素を取り入れたことで、映画として成立するのか懸念はなかったのかとの質問があがると、いじめっ子を演じたクリストファーは、「そんな疑いは持っていなかったね。正直、何が起きているかわからなくて、まるでジェットコースターに乗っている感覚だったんだ。ジェットコースターに乗れば、必ず恐怖にかられるが、楽しむこともできるだろ? そんな感じで、(製作上での)道案内をしてくれるマクフェール監督を信頼するだけだったんだ」と回答。観客も同様にハラハラドキドキする感覚を味わうことになるだろうと語った。

 出演だけでなく、ミュージカルの振り付けも担当したサラは「今作では、格闘の振付師エマクレア・ブライトリンとコラボしたの。映画内では2、3の格闘とミュージカルが交錯しているシークエンスがあって、もちろん、それ自体は挑戦が必要だったけれど、とてもエキサイティングな挑戦になったわ。ゾンビの動きをマスターするために多くのリサーチや、(俳優陣との)ワークショップも行ったのよ」と撮影を振り返り、息のあったミュージカルシーンや激しい格闘シーンも見どころだとアピールした。

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 本作は、昨年、テキサス州オースティンで開催されたファンタスティック映画祭で上映されてから、今年11月の公開まで1年かかった。それについて、主演のエラは「この映画は、スコットランドの小さなインディー系映画で、誰も知らないような場所で、何か特別なものを作ろうとするクリエイティブな若者だけで、予算のない中で製作したの。そんな映画をファンタスティック映画祭に出品でき、当初は2度の上映予定だったけれど、多くの観客からのリクエストで結局、12回も上映されたのは、とても非現実的な出来事だったわ。アメリカでオライオン・ピクチャーズに配給が決まったことも正気に思えなかったし、今ここでコミコンに居ることもクレイジーよ!」と興奮気味にコメント。

 いじめられっ子の一人ジョンを演じたマルコムも「何かクリエイトするときは、その過程が好きだから製作しているだけで、われわれ俳優やスタッフは、成功してやろうとか、(映画祭やコミコンを)訪れることを想定して製作はしていないんだ。この1年は、驚嘆すべきことが次々と起き、最終的に僕たちが愛するこの映画を、より多くの観客に鑑賞してもらえるようになったということさ」と満足げに語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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