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キャストと一緒に歌い出した迷惑客…英ミュージカルが中止&警察出動

迷惑行為はダメゼッタイ - 「ボディガード」のパフォーマンスをするメロディ・ソートン
迷惑行為はダメゼッタイ - 「ボディガード」のパフォーマンスをするメロディ・ソートン - Kate Green / Getty Images for The National Lottery

 ミュージカル「ボディガード」の英マンチェスター公演で2人の観客がキャストと一緒に歌い出し、黙らなかったため、公演が中止となり、警察が出動する事態となった。Sky News などが報じた。

【画像】『ボディガード』ポスターの女性、ホイットニー・ヒューストンじゃなかった

 「ボディガード」は、人気歌姫レイチェル(ホイットニー・ヒューストン)と敏腕ボディガード・フランク(ケヴィン・コスナー)の恋を描いた1992年の同名映画の舞台ミュージカル版。現地時間7日、主演女優が最後のナンバー「I Will Always Love You」を歌い出すと、2人の観客がそれにかぶせるように歌い出す事態に。着席も黙ることも拒否したため警備員に連れ出され、公演は残り10分というところで中止になり、警察も出動する騒動となった。警察は証拠を精査した上で、今後の行動を取るという。

 レイチェル役を務めたメロディ・ソートンはInstagramで「ショーをやり切ることができなくて本当に本当にごめんなさい」とその日の観客に謝罪。「わたしは必死に闘ったのだけど、最悪です」「パフォーマーに敬意を持ってくださった皆さんに感謝します。そしてそうでなかった人たちは残念に思います。どうか近々、また皆さんに会えますように」と無念の思いを口にした。(編集部・市川遥)

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