期待の日本人監督『僕はイエス様が嫌い』が特別表彰受賞!第3回マカオ国際映画祭

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主演の佐藤結良&奥山大史監督

 中華人民共和国マカオ特別行政区で開催されていた第3回マカオ国際映画祭の受賞結果が14日に発表され、コンペティション部門に選出されていた奥山大史監督『僕はイエス様が嫌い』にスペシャル・メンション(特別表彰)が贈られた。同作は第66回サンセバスチャン国際映画祭(スペイン)でニュー・ディレクターズ賞、第29回ストックホルム映画祭(スウェーデン)で最優秀撮影賞受賞と、日本公開を前に海外で受賞を重ねている。

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 同作はミッション系の小学校に通うことになった少年ユラが信仰について思いを巡らしていく成長物語。審査員を務めたオーストラリアの監督・プロデューサーのポール・カリーは「魅力的で、自然体で、人間味に溢れ、とても詩的なこの作品に私たちは恋に落ちた」と紹介。特に主演の佐藤結良の演技に心打たれたようで、会見でダニス・タノヴィッチ監督が「子供を演出するのは監督にとっても困難だったと思うが、日本の若い俳優が驚くべき演技を見せた」と言及したほどだった。

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 トロフィーを受け取った奥山監督は「結良くんと初めて一緒に来た映画祭で、結良くんのお芝居が主なこの映画を認めていただいて嬉しく思います。またマカオというキリスト教が普及した入り口の国でこの映画が認められたことも運命なんじゃないかと思います」と喜びを語った。

 続けて佐藤も「こんな夢みたいな賞がもらえるとは思いませんでした。こういう賞をもらうのが俳優としての夢だったのですごく嬉しいです」と、ステージ上で堂々と感謝の言葉を述べた。

 同映画祭のコンペティション部門は監督作1~2作目の新人が対象で、11本が上映された。奥山監督にとっては長編映画デビュー作となる。

 また授賞式では興行で成功を収めた作品に贈られるアジア・ブロックバスター・フィルム2018に、アジア系の監督・キャストながらハリウッドで異色の大ヒットを記録した『クレイジー・リッチ!』が選ばれ、出演者を代表してキティ・ポン役のシンガポール女優フィオナ・シェーがトロフィーを受け取った。

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チェン・カイコー監督

 さらに審査委員長のチェン・カイコー監督には、長年の映画界における功績を讃えてスピリット・オブ・シネマ名誉賞が贈られた。カイコー監督は「若い監督たちを讃えるためにここに来たのに、私も賞をいただけるとは思いませんでした」と思わぬ受賞に顔をほころばせていた。(取材・文:中山治美)

受賞結果は以下の通り

■最優秀作品賞
クォン・マンキ監督『クリーン・アップ(英題) / Clean Up』(韓国)

■審査員賞
バーバラ・サラソラ-デイ監督『ホワイト・ブラッド(英題) / White Blood』(アルゼンチン)

■最優秀監督賞
グスタフ・モーラー監督『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク)

■最優秀男優賞
ヤコブ・セーダーグレン『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク)

■最優秀女優賞
アンネ・シュワルツ『オール・グッド(英題) / All Good』(ドイツ)

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■NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)
チウ・シェン監督『サバーバン・バード(英題) / Suburban Birds』(中国)

■最優秀芸術貢献賞(撮影に対して)
カロヤン・ボジロフ『アガ(原題) / Aga』(ブルガリア・ドイツ・フランス)

■最優秀脚本賞
バーナビー・サウスコーム『スカボロー(原題) / Scarborough』(イギリス)

■最優秀新人男優賞
アビマニュー・ダッサーニ『ザ・マン・フー・フィール・ノー・ペイン(英題) / The Man Who Feels No Pain』(インド)

■アジア・ブロックバスター・フィルム2018
ジョン・M・チュウ監督『クレイジー・リッチ!』(アメリカ)

■観客賞
アレハンドラ・マルケス・アベジャ監督『ザ・グッド・ガールズ(英題) / The Good Girls』(メキシコ)

■最優秀中華映画賞
チャン・ヤン監督『アップ・ザ・マウンテン(英題) / Up The Mountain』(中国)

■スピリット・オブ・シネマ名誉賞(功労賞)
チェン・カイコー

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