ニコラス・ケイジ最新作、注目のB級映画を監督が語る

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ニコラス・ケイジを想定して脚本を書いたというマリア・プレラ監督

 映画『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した演技派俳優ニコラス・ケイジが主演する新作『トゥ・ヘル』(2019年1月18日より ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開)について、マリア・プレラ監督が12月13日(現地時間)、ニューヨークのエディション・ホテルで単独インタビューに応じた。

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 本作は、妻と娘の事故死から立ち直れないトラック運転手のジョー(ニコラス)が死んだ妻の魂によって、地獄へと導かれる超常現象スリラー。ジョーは、ある日ガソリンスタンドで、呼吸ができなくなると人の魂とコンタクトが取れるという謎の女性ジュリー(フランカ・ポテンテ)と出会う。彼女は交通事故で昏睡(こんすい)状態に陥った娘ビリーの魂にコンタクトするために、ジョーに手伝いを頼むが、ビリーの魂とジョーの亡き妻メアリーの魂が、ビリーの体内で入れ替わってしまう。映画『フォルスリー・アキューズド(原題)/ Falsely Accused』(日本未公開)のプレラ監督がメガホンを取った。

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 今作は80年代のさまざまなジャンルのB級映画が入りまじったような映画だが、そのコンセプトについて「わたしは80年代のB級映画が大好きでよく観ていたし、確かに今作には、そんなどこか風変わりなB級映画の要素はあると思う。でも、観客は観ているうちに、そんな風変わりな要素を受け入れて、いつの間にこの失意を抱えた三角関係を追っていくことになるの。だから、魂とコンタクト出来る超自然現象はあるものの、映画内では、ごく一部の出来事にしか過ぎないのよ」と語った。プレラ監督は、実生活では子供2人のシングルマザーで、最終的には女性中心のアクション映画を撮りたいと明かした。

 ニコラスを主演に決めた経緯については「わたしは、デヴィッド・リンチ監督の映画『ワイルド・アット・ハート』などのニコラスの初期の頃の作品が好きなの。今作は、風変わりなB級映画の要素があるだけでなく、さまざまなジャンルの要素も劇中に含まれているから、それらのジャンルに一貫性を持たせて演じられる俳優でないとダメだと思っていたの。そんな役は、ニコラス以外に誰が演じられるの? と思ったから、彼にオファーしたけれど、実際にはわたしが要求した以上の演技を、彼は披露してくれたわ。本当に素晴らしい俳優で、なんでもできる俳優ね。だから、彼が何か物を食べている演技だけでも、映像的には興味深いと思うわ」とニコラスの演技に太鼓判を押した。

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 劇中ではジョーがビリーに詩を朗読する面白いシーンがある。「実は彼は、自分で書いた『Memoir by Nicolas Cage』というタイトルの詩を劇中で朗読していたの。このシーンは全てニコラスのアイデアで、その詩を朗読することでニコラス演じるジョーは、ビリーの体に亡き妻メアリーが乗り移ったことに気付くの。わたし自身もそのアイデアを気に入って、劇中で使ったわ。だから、この詩もニコラスが書いたものよ」と驚きのアイデアがニコラスから生まれた経緯を明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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