「銀魂」またも完結ならず　続きは公式アプリで掲載へ

　「週刊少年ジャンプ」誌上で物語が終結せず、増刊誌「ジャンプGIGA」に3か月連続で“最終回のむこう側”を掲載していた空知英秋の人気漫画「銀魂」が、今回も完結を迎えることができなかった。22日に発売された特別編集増刊「少年ジャンプGIGA 2019 WINTER vol.3」で発表されもので、物語の続きは「銀魂公式アプリ」で無料公開される。

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　昨年12月28日より3か月連載で刊行中の「少年ジャンプGIGA 2019 WINTER」では、表紙を全て「銀魂」が飾っており、「vol.3」でも主人公・坂田銀時ら主要キャラクターが集結。「銀魂完結か!?」と物語の終結を予感させていた。

　しかし、巻頭カラー47ページのボリュームでも物語は完結せず。編集担当者は「この度の『完結せず』という事態を、銀さんの姿をお借りしてお詫び申し上げます」と謝罪文を誌面に掲載しており、アプリ配信になった経緯を説明。「最後の最後の最後までお付き合い頂ければ幸いです」とコメントを残している。
　
　最新号ではその他、完結記念となるはずだったキャラクター人気投票の結果発表や、元「銀魂」アシスタントの作家2名による制作現場の暴露漫画、関係各所からのお祝い（叱責）コメントなどの関連企画が掲載されている。

　「銀魂」は、天人（あまんと）と呼ばれる異星人が移り住む架空の江戸を舞台に、万事屋を営む銀時と仲間たちの活躍をコミカルに描いた作品。誌面掲載からアプリ配信へと移行する本作は、次こそ完結となるのか？　続報に期待したい。（編集部・倉本拓弥）