潘めぐみ「銀魂」空知英秋作品への参加に感涙「だんでらいおん」Netflixでアニメ化
人気「銀魂」で知られる空知英秋のデビュー作品「だんでらいおん」がNetflixでアニメ化されることが27日、都内で行われたメディア合同取材会で発表された。同作のアニメ化は初で、原作で描かれなかった二人の主人公の過去が明らかになるなど、オリジナルエピソードも盛り込まれる。壇上には声優の小林親弘(丹波鉄男役)、潘めぐみ(黒鉄美咲役)ほか、同作の編集を担当した「3編メディアプロデュース室」室長の大西恒平、「週刊少年ジャンプ」編集長の齊藤優が登壇し、アニメ化への想いを語った。
【動画】潘めぐみ、Netflixアニメ「だんでらいおん」合同取材会
「だんでらいおん」は、現世に未練を残し成仏することができない霊魂を発見し、冥界に送ることを使命とする「日本天使連盟送迎部」の第21班たんぽぽ組の天使、鉄男と班長・美咲の活動をコミカルなタッチで描いた作品。アニメ化によって7話完結のシリーズ作品に生まれ変わる。
取材会では、監督を務める又賀大介、さらに原作者の空知のメッセージも紹介され、空知の「恥ずかしいからあまり読み返さないようにしているデビュー作を、あろう事かほじくり返してアニメ化して色々膨らますとか、Netflixにはデリカシーって言葉はないようです。でもせっかくなので、これを機に20年ぶりに、アイツらの顔拝みにいってみようかな」というメッセージが紹介されると、登壇者4人は感慨深げ。大西が「(Netflixは)デリカシーはないけどお金は持ってる」とフォローを入れて会場を和ませた。
齊藤はアニメ化の経緯について、「現場の担当が頑張ってくれた」と振り返る。短編などをアニメ化することに対しては「なったら嬉しいですね~」と空知本人も乗り気だったというが、元が31ページの読切をシリーズアニメにすると聞くと、驚きの表情を見せ、第一声が「無理せんでええよ」だったという。
また、当時は新垣結衣の結婚が世間を賑わせていた時期だったといい、「ガッキーが結婚してショックだったとおっしゃっていました」と空知のユーモアあふれる一面も紹介した齊藤は「自分の作品が広がっていくことにはすごくポジティブな方。自分から離れていく作品に対してもそのクリエイターに任せるタイプで、(アニメのクリエイターは)やりやすい方だと思います」と話していた。
鉄男の声を担当する小林は、鉄男について「地縛霊を成仏させる役割を持っている。性格はとてもやる気がなくて、でも決める時は決める。ON、OFFのはっきりした人」と紹介し、「鉄男と僕の似ているところはネクタイをつけていないところ。あとあんまりやる気を見せないところ」とも話した。小林は「10年くらい前に(アニメ)『銀魂』に出たことがあって、ギャグテイストもあれば泣けるテイストもある不思議な作品だなって思っていました。今回の作品にも同じエッセンスが詰まっていて、先生の原点のような作品だと思います」と述べた。

また潘は、黒鉄について「関係性としては鉄男の上司になるんです。物静かな愛らしい女の子。でも人生何周目かと思うほどどこか達観している。そして怪力の持ち主。この見た目で怪力なのも銀魂のイズムを感じます。空知先生の志一本通ったものが、この作品が広がっていったんだなと思います」と紹介。声優デビュー時は中学生の頃からファンだった空知の作品や「銀魂」に声優として関わりたいと夢を膨らませていたとも明かし、「夢が叶った。これを機に先生が続きを書いてくれたらいいのに」と笑顔。最後のあいさつでは、目に涙を浮かべる一幕もあった。(取材・文:名鹿祥史)


