イアン・マッケラン、『ハリポタ』ダンブルドアに間違われまくり
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのガンダルフ役などで知られる名優イアン・マッケランが、人々から『ハリー・ポッター』シリーズでダンブルドアを演じたのは自分だと勘違いされているとポッドキャスト番組「David Tennant Does A Podcast With...」で明かした。
テレビドラマ「ドクター・フー」などの俳優デヴィッド・テナントが聞き手を務める同番組。イアンはかつてはとてもシャイで、知らない人だらけのパーティーでは部屋の隅で時間が過ぎるのを待つだけだったが、ガンダルフ役や『X-MEN』シリーズのマグニートー役で広く知られるようになった今は、「ほとんど世界のどこでも、知らない人だらけの部屋に入っていける。わたしが誰か知っていて、わたしに会うのを喜んでくれる人が必ずいるからね。それはシャイな人間にとって、素晴らしいことなんだ」と語る。
「でも彼らの半分は、わたしのことをダンブルドアだと思っているけど！」と続けて笑わせたイアン。「（本当のダンブルドア役の）マイケル・ガンボンに『わたしに間違われたこと、あるかい？』と聞いてみたことがあるんだ。わたしはよく彼に間違われるからね。彼は『もちろんあるよ。彼らはぼろぼろになった（イアンが写った）写真を渡してくるから、わたしは君の名前でサインしてあげるんだ』と言っていたよ」とお互い間違われまくっていると締めくくった。
なお、イアンは初代ダンブルドア役のリチャード・ハリスさんが急逝した後、同役をオファーされたこともある。代役を断ったのはかつてリチャードさんに「（俳優として）技術的には素晴らしいが、情熱がない」と評されたのが原因だといい、「わたしのことを認めていない俳優から役を引き継ぐなんてことできなかった」とBBCのインタビュー番組「ハード・トーク」で打ち明けていた。（編集部・市川遥）
