ベッキー、女優宣言はできない

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写真:日吉永遠

 斎藤工の主演映画『麻雀放浪記2020』で、麻雀クラブのママ・八代ゆき及びAI搭載のアンドロイド・ユキの二役に挑戦しているベッキー。斎藤も絶賛するなりきりぶりが早くも話題だが、タレントとしても活躍する彼女が女優業についての思いを語った。

ベッキーの瞳のドアップ?映画『麻雀放浪記2020』場面写真

 ベッキーにとって女優業は、「心も体も酷使する仕事」なのだという。「『本番』と言われてから気持ちを作ることができないので、家を出る前、時には数日前から気持ちを作っていることもあります。役に入り込んでしまうせいで、人に気を遣ったり、家の事ができなくなったりすることもあるので、周りに支えてもらいながら乗り越える仕事でもあります」と本音を吐露。ただ、大変ではあるけれど、「芝居は大好き」なのだそう。「映画は作品として残るものだからうれしい。バラエティー番組は流れたらもうおしまいという感覚だけど、私のパーソナルな部分を一番、伝えられる場でもある」とそれぞれの良さがあるという。さらに「芝居の仕事が続くと、短時間で終わるバラエティーをやりたくなるし、バラエティーばかりやっていると違う誰かになって、自分の言葉じゃないものを発したくなる。お芝居の仕事とバラエティー番組は私にとってカレーとラーメン。どっちも好きだし、比べられないものです」とユニークな仕事観を明かした。

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 また「自分のことは女優とは思ってない」とも。「私の肩書はタレント。その私がお芝居をさせてもらっているという感覚です」と自己分析する。「女優宣言なんてしたら痛いじゃないですか。世間の人から笑われちゃいます」と冗談めかすが、そこにはバラエティーを愛してキャリアを積んできたベッキーならではのこだわりが感じられる。しかも、決して逃げではない。「たくさんの大人たちが『この役を誰にしようか』と会議して、いろんな芸能人の中から私を選んでくださったからには、『やっぱりベッキーにして良かった』と思われるような仕事をしたい。女優さんと同じように責任感はあります」ときっぱり。

 本作を撮影していたのは時代劇初主演ドラマ「くノ一忍法帖 蛍火」と同時期。寝る間も惜しんで麻雀の稽古と役づくりに勤しんだ。「ハッピーな役なら、ぽぽぽんといけるのかもしれませんが、本当に心も体もすり減りました。とはいっても、これまでもそうでしたけど、私に女優の仕事のオファーが殺到するようなことはありませんから(笑)。これからもタレント業といいバランスでやっていけたらと思います」と今後の女優としての活躍について語った。

 最後に「評価は気にしないし、目的ではないですけど」と前置きしてから、「賞とかもらえたら最高ですよね」とにやり。「そういう妄想をしたことはあります。『何も考えてなかった』っていうスピーチを用意していくのかなとか、誰かに感謝とか言い始めるとベッキーっぽいからさらっといきたい(笑)」とあくまでも妄想の範囲で思い描いているという。白石和彌監督のもと、殻を破って突き抜けた演技を見せたベッキーがなんらかの賞を手にする日は訪れるのか。その時はぜひスピーチにも注目してみたい。(取材・文:高山亜紀)

映画『麻雀放浪記2020』は4月5日より全国公開

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