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劇場版『名探偵コナン』前作超えの大ヒットスタート!

良いスタートを切った劇場版『名探偵コナン』
良いスタートを切った劇場版『名探偵コナン』

 映画『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』が前作超えの大ヒットスタートを記録した。13日に都内で行われた公開記念舞台あいさつには、高山みなみ山崎和佳奈小山力也山口勝平檜山修之のレギュラー声優陣をはじめ、ゲスト声優の山崎育三郎河北麻友子が登壇し、幸先の良いスタートに喜びを見せた。

大胆ドレス姿の河北麻友子【写真】

 本作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズ第23弾。劇場版シリーズ初となる海外・シンガポールを舞台に、世界最大の宝石ブルーサファイアをめぐり、コナンと宿命のライバル・怪盗キッド、さらには最強の空手家・京極真の3人が活躍する姿を描く。同シリーズは、昨年まで6年連続で前年の興収を上回るという快挙を成し遂げている。

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 昨日公開初日を迎えると、1日で動員31万3,724人、興収4億2,246万5,000円という数字を叩き出した。配給の東宝によると、この数字は興収91.8億円を記録した前作『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』の初日の数字を上回っているという。

 大ヒットスタートに、高山や山口は驚きの表情を見せると、育三郎も「すごいこと」を目を丸くする。続けて「いろいろな方からメールをもらいました。なかでも『どこに出ているのかわからなかった』という声をいただいたのが嬉しかった」と笑みを浮かべると、ド派手な衣装で登場した河北も「(大ヒットに)あやかりたいです」としみじみ語っていた。

 この日は、前作の興収超えを誓い、1枚1億円に見立てた92枚の瓦を割るという企画も。高山らキャストたちが、大ヒットに向け渾身の拳(フィスト)で見事に瓦を叩き割ると、客席からは大きな拍手が巻き起こった。
 
 昨日の初日からすでに複数回観たという満員のファンを前に、高山は「初日、2日目とこんなに応援されていると思いませんでした。昨年を上回る出だしと聞いて、汗が出てきました」とやや緊張した表情を浮かべつつも、「これからも大きなコナン愛で我々を支えてください。その愛を力に変えて、もっと頑張ります!」と力強く語った。(磯部正和)

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