実写版ピカチュウはこうして生まれた!表情までライアン・レイノルズ

眉間のしわまでライアン・レイノルズな実写版ピカチュウ
眉間のしわまでライアン・レイノルズな実写版ピカチュウ

 「ポケットモンスター」シリーズ初となるハリウッド実写映画『名探偵ピカチュウ』のロブ・レターマン監督と主人公ティム役のジャスティス・スミスがインタビューに応じ、どのようにして“実写版ピカチュウ”を生み出したのかを語った。

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 本作はポケモン関連の事件に巻き込まれた父親を探すため、人間とポケモンが共存する街ライムシティを訪れた主人公ティム(ジャスティス)が、人間の言葉を話す名探偵ピカチュウと出会ってコンビを組むさまを描いたアクションアドベンチャー。

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 実写版ということで、ピカチュウ本来のかわいらしさは維持しながら、現実世界にもなじむビジュアルを作り上げる必要があった。レターマン監督は「撮影に入る1年前から、株式会社ポケモン、ゲームフリーク(「ポケモン」シリーズの開発元)、オリジナルのキャラクターデザインをした杉森建さんたちとチームを組んで、デザインを入念にチェックしていったんだ。僕たちが使えるCGI技術とバランスを取りながらも、ポケモンの魂をきちんとつかむためにね。だからこのチームで何度も何度も行ったり来たりしながら、相応しいバランスを見つけられるまで、デザインのコンセプトに取り組み続けた」と力の入った準備過程を明かす。

 こうしてたどり着いたピカチュウのビジュアルは、抱きしめたくなるふさふさ感。レターマン監督は「僕たちは毛並みの正しいバランスを見つけようとしたんだ。どうすればピカチュウを愛らしくできるか、そしてどうすれば彼がこの世界に本当に存在するように感じさせられるか。それを常に念頭に置いていた。だから毛並みのディテールは本当に素晴らしいものになっているよ。たくさんの時間と努力とテクノロジーが費やされているんだ」と自信をのぞかせた。

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 そんなピカチュウの声を担当したのは、『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズ。ライアンだけでなく、ヒュー・ジャックマンドウェイン・ジョンソンなども候補になっていると報じられたが、「僕たちはたくさんの俳優たちと話をして、内部でテストをしていた。だけどライアンの声を当ててみると、魔法みたいに完璧に合い、ピカチュウに命が吹き込まれたんだ」とレターマン監督。セリフの収録時には、ライアンの顔に、表情を取り込むための“フェイシャルキャプチャー”のマーカーもつけたといい、「彼の演技はアニメーターたちが全て取り込み、その全てを再現した。だからピカチュウはかなりの部分でライアン・レイノルズなんだ」と笑った。

ロブ・レターマン監督とジャスティス・スミス
和気あいあい! - ロブ・レターマン監督と主人公ティム役のジャスティス・スミス

 主人公ティム役のジャスティスにとっては、ライアンとのリハーサルがとても助けになったという。ジャスティスは「僕たちは一緒に全てのシーンをやって、ジョークを言ったり、即興をやったりした。実際の撮影の時に彼はいないわけだけど、そのおかげで僕には彼がどういう風に反応するかがわかっていたんだ。ライアンはコメディーの天才だよ」とニヤリ。レターマン監督も「ティムとピカチュウの関係性はめちゃくちゃ笑えるよ。ピカチュウは超クレイジーなことを言うわけだけど、ティムはそれを理解することができる唯一の人間なんだ。周囲の人たちが聞くのはピカピカピカ♪というかわいいピカチュウの声だけど、ティムだけは“ライアン・レイノルズ”を聞いているわけだからね(笑)。だから自然とコメディーが生まれるんだ」と請け合った。

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 ミュウツー、リザードン、フシギダネなどたくさんのポケモンが登場する本作だが、ジャスティスが最も楽しんだのはやはりピカチュウとの共演だったという。「彼は何と言ってもアイコニックだから。ピカチュウと触れ合うシーンは楽しかった。技術的には悪夢だったけどね(笑)。撮影用のピカチュウのパペットがあって、ボールに毛が生えているみたいな物なんだけど、それを抱えていると、子供の頃の夢が本当にかなったように感じたんだ。現実の世界でポケモンのパートナーを持つというのは、全人類の夢だよね!」。見事にピカチュウを現実の世界に連れて来ることに成功したレターマン監督とジャスティスは、チャレンジも多かったという撮影を楽しげに振り返っていた。(編集部・市川遥)

映画『名探偵ピカチュウ』は5月3日(金)日本先行公開

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