榮倉奈々「子供もアンパンマンが大好き」 家で自慢できる仕事に喜び
女優の榮倉奈々が9日、都内で行われた映画『それいけ！アンパンマン きらめけ！アイスの国のバニラ姫』（6月28日公開）の公開アフレコイベントに出席。本作でゲスト声優を務める榮倉は、感想を問われると「お話をいただいてすごく嬉しかったんです。子供のころからずっと観ていた作品だし、自分の子供も実はアンパンマンが大好き。家で自慢できる仕事って本当に嬉しいなって思いました」と笑顔を見せた。
本作は原作者やなせたかしの生誕100周年記念作品と銘打った「アンパンマン」劇場版アニメシリーズの第31作。アイスを作れない悩みを持つバニラ姫が国を飛び出し、アンパンマンたちとの出会いを経て成長していくさまが描かれる。本作の舞台が「アイスの国」であることにちなみ、イベントは日本アイスクリーム協会が制定する“アイスクリームの日”でもある5月9日に行われた。
この日はバニラ姫役の榮倉のほか、バニラ姫の教育係・ジェラート大臣、ばいきんまんが作った最強メカ“バイキンアイスロボ”をそれぞれ演じたANZEN漫才のみやぞんとあらぽんも出席。仲良く公開アフレコに挑んだ。アフレコ後はみやぞんがギターを手に即興のスペシャルソングを披露。タイトルを問われると得意げに「アイスる気持ち」と答えてニヤリ。ギターを豪快にかき鳴らして歌を歌ったが、榮倉は「素晴らしいまとまり。即興なんですよね、かっこいいです！」と感心しきり。
榮倉はアフレコ中もみやぞんの声優ぶりに感心したといい、「わたしがアフレコをやる時にすでにみやぞんさんの声が入った状態で録ったんですけど、本当に素晴らしくて……。（みやぞんの声があるから）わたしも楽しんでやることができました」とコメント。みやぞんも「お綺麗で謙虚で素敵だと思いました」と榮倉と初対面した時のことを振り返り、あらぽんも「実際にバニラ姫みたいな人だなって思いました」と続けた。
終盤はシリーズ31作に絡め、「継続」について3人が自身の体験を語る一幕も。榮倉は「続けることは難しくて。でも、何かをずっと続けるというより、何事も楽しんでやるという気持ちを継続してやるということはいつも心掛けています」と発言。さらに、ストーリーにちなんで「お世話になった人」を問われると、「変わらず相談させてもらっているのは飯島直子さん。女性らしい色っぽい方なんですけど、母性がある。わたしの中のヒーローです」と紹介した。みやぞんは「事務所の先輩のキャイーンさんです」と述べ「こないだも天野（ひろゆき）さんと食事に行かせてもらったんですけど、いろんなことを相談できました」と回答。あらぽんはビビる大木の名を挙げ、「普段から仲良くさせてもらっているんです。大木さんから学んだことが大きいです」と話していた。（取材・文：名鹿祥史）
