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「ストレンジャー・シングス」盗作訴訟 原告が訴えを撤回

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」キーアート(シーズン2)
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」キーアート(シーズン2) - Netflix / Photofest / ゲッティ イメージズ

 Netflixの大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のクリエイターであるダファー兄弟を盗作で訴えていたチャーリー・ケスラー監督が、自分の思い違いだったと訴えを撤回した。The Wrap などが報じている。

【写真】「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のキャストたち

 ロングアイランドの町モントークで、男の子が行方不明になるという短編映画『モントーク(原題)/ Montauk』を制作したケスラー監督は、この作品のアイデアやストーリーについて2014年にダファー兄弟に話をし、それを盗まれたと主張。行方不明になった場所の近くには子供を使って実験をしている軍施設があり、ほかの時空から怪物も出てくるなど、ドラマと酷似していると訴訟を起こしていた。

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 しかし、今週の供述録取で、ダファー兄弟はケスラーと話をする以前に「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の核となるアイデアを創りあげていたことが明らかになったという。「わたしがこれまでどう思っていたにしろ、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の創造にわたしの作品が関わっていないことが明らかになりました。2010年と2013年の書類により、ダファー兄弟は独自にドラマを企画したことが証明されました。これを受け、わたしは訴訟を撤回します。今後、この件についてコメントはいたしません」とのケスラー監督は声明を出している。

 看板番組をめぐる訴訟が一件落着したことについてNetflixは、「これまでも申し上げてきた通り、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』はダファー兄弟による画期的なオリジナル作品です」とコメントし、彼らの芸術的ビジョン、情熱、想像力、などがドラマに息を吹き込んでいること、才能あるキャストとスタッフのおかげで世界中に愛される作品となり、誇りに思っていると言っている。

 「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の第3シーズンは7月4日より配信される。(澤田理沙)

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