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福本伸行「天」赤木しげる葬式編SPドラマが放送決定!

あの名言にも注目! 再びアカギを演じる吉田栄作
あの名言にも注目! 再びアカギを演じる吉田栄作 - (C)福本伸行・竹書房/「天 赤木しげる葬式編」製作委員会

 「カイジ」「銀と金」などで知られる漫画家・福本伸行原作のテレビドラマ「天 天和通りの快男児」(テレビ東京系)の続編となる特別ドラマ「天 赤木しげる葬式編」が、2019年末に放送されることが、原作における赤木しげるの命日となる9月26日に発表された。

【画像】吉田栄作が演じるアカギ

 無類の勝負強さを売りに、麻雀の請負業(=代打ち)を営む主人公・天貴史(てん たかし)の戦いを描く本作。続編では、天役の岸谷五朗、天に憧れる井川ひろゆき役の古川雄輝、そして雀神・赤木しげる役の吉田栄作が続投。赤木が自らを喪主に行う告別式を舞台に、天をはじめとする男たちが、赤木と最期の対峙を繰り広げる。

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 原作でも屈指の人気を誇る“赤木の最期”のエピソード。「赤木の死というのは『天』の作品の中でも特別」という岸谷は、「麻雀を楽しみにしてくださっている方はあれ? と思われるくらい麻雀が出て来ません(笑)それでも、麻雀は“味”として人の生き死にの話であるにも関わらず出てきます。連続ドラマの放送が終わるときに、キャストの間では赤木の葬式編をやりたいねと話していたので、今回、こうして葬式編をできることがすごく幸せなことですね」と語る。

 そして、再び赤木を演じる吉田は、数々の名台詞が交わされる葬式編に「台詞が大変だなと思いました(笑)それでもプロデューサーに聞いたら原作から比べるとだいぶ削ってあるそうでして(笑)役者冥利に尽きるなと思いました」とコメント。「赤木と自分が重なる部分とこの台詞を赤木はどういう意識で言っているのだろう? と自分とは重ならない部分に対して上手くアプローチをしていきたいと思います。原作を参考にしながら赤木と一心同体になれるように頑張ります!」と意気込む。

 「前回の時も話したんですが、役者の世界で生きてきた自分を投影したいと思います。最初は麻雀も知らなかったですし、『天』や赤木も知らなかった人間なので。自分は赤木と重なる部分をストレートに表現することで勝負するしかないと思っています」

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画像テキスト
(C)福本伸行・竹書房/「天 赤木しげる葬式編」製作委員会

 原作者の福本は、“アカギの最期”のドラマ化に「18年ほど前『天』を描きあげた時点では1ミリも考えなかった事です。こんな事も起こるんですね」と感謝。「洞窟の中で小さな灯りが燈り、それがホントに少しずつフワ……と広がるように、アカギの自由さ、暖かさ、賢明さが、今回のドラマ化で世界に広がっていけば、皆が少しだけ生きやすくなるんじゃないか……そして、それは少しだけまわりに優しく出来、少しだけ後悔のない人生を歩める……かもしれない。このドラマがそんな生き方のキッカケになれたら幸せです。少しずつ、頑張りましょう。アカギのようにはいきませんが。我々は我々なりに」と視聴者に呼びかけている。

 そのほか、的場浩司(原田克美役)、でんでん(僧我三威役)、田中要次(浅井銀次役)、星田英利(五十嵐健役)ら前作レギュラーキャストも続投。田山涼成が金光修蔵役で初出演を果たす。脚本・監督も前作に引き続き宮本正樹二宮崇が担当。テレビ東京の松本拓プロデューサーは「もしかしたら、このドラマのテーマは、現代社会の風潮と逆行する部分があるかもしれません」とコメント。「ただ、現代社会の正義が本当の正義なのか、そこに沿わないことが本当に全て悪なのか。生きやすい、美しい世の中と言われますが、果たしてそれは本質的にそうなのか、、、その答えを赤木しげるが話してくれている気がしています」としている。(編集部・入倉功一)

ドラマ「天 赤木しげる葬式編」はテレビ東京で2019年年末放送(放送時期未定)/動画配信サービス「Paravi(パラビ)」11月11日独占配信

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