『ジェミニマン』CGウィル・スミスはバッドボーイズでテスト!プロデューサーも手応え

ハリウッドの名プロデューサーとして知られるジェリー・ブラッカイマー

 『トップガン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのアクション大作を世に送り出したプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーがインタビューに応じ、自身が製作を務めた新作『ジェミニマン』(10月25日公開)やアクション映画の変化について語った。

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 『ジェミニマン』は、腕利きのスナイパー・ヘンリー(ウィル・スミス)が若い頃の自分に似たクローンに命を狙われたことで、陰謀に巻き込まれるさまを描いたアクション。若きクローンはウィルの演技をもとにフルCGで制作されており、ブラッカイマーは「二人のウィルを戦わせるので、テクノロジー面でも苦戦する部分がありました。人間をデジタルで表現することは、表情などを含めて、決して簡単なことではなかったのです」と振り返る。

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 本作の企画を長年温めていたというブラッカイマーだが、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でトラをデジタルで表現したアン・リー監督の存在が企画を動かしたという。「私たちはすぐさま、『バッドボーイズ』(ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの共演作)の1シーンを使ってテストを行いました。ウィルとマーティンが車の中で会話をする場面で、(マーティンの顔を)デジタルのウィルに差し替えたんです。テスト映像を確認した時、どちらが本物のウィルか区別がつなかいほどのクオリティーでした。そこから、WETAデジタル(VFX制作会社)と共に若きウィルの作成に取り掛かりました」

『ジェミニマン』撮影現場でのブラッカイマー(左から2番目)- (C) 2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 現在76歳のブラッカイマーは、約50年にわたり数多くのアクション大作を世に送り出してきた。近年はデジタル技術の発展で、アクション映画も変化しているといい、「私たちに与えられる選択肢が増えました。良いアイデアを出せば、テクノロジーを使ってそれを映像化できるのです。マーベル映画が一つの例。最新のデジタル技術がなければ、ヒーローたちを映像化することは不可能だったはずです」とその変化を語る。

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 また、アクション映画が進化しても、彼自身には変わらず追求していることがあった。「良質なストーリーで観客を作品に惹き込み、未体験の世界へと誘うことは変わらず目指しています。良質なストーリーには必ず素晴らしいキャラクターが登場しますし、そういったストーリー探しを常にしています。たくさんの人が映画館に足を運んで、日常を忘れて作品を味わう。時代が変わっても、新たな体験を届けたいという思いは変わりませんし、これからもみなさんを魅了したいと思っています」

 今後も、『トップガン マーヴェリック』『バッドボーイズ フォー・ライフ』といったブラッカイマーが製作するアクション大作が公開を控えている。また、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズもリブート企画が進行しており「現在、アイデアを練っている状態です」と進捗状況を明かす。伝説の海賊ジャック・スパロウが再び登場するのかについては、「今は何も言えませんが、今後はっきりするでしょう」とコメントしていた。(編集部・倉本拓弥)

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